8月30日(土)昨夜は窓を閉め、薄い掛け布団も使いました。昼間は好天です29.9℃。
朝の大泉緑地もすっかり秋の気配です。土曜日のせいか、散歩やランニングの人数も多く感じました。
また今日は夏休みの最後の休日で、孫たちがやってきました。久しぶりにハーベストの丘を訪ねると、この夏にオープンした「じゃぶじゃぶ広場」が大勢の子どもたちで賑わっていました。2人の孫も大喜びで、頭から水をかぶったり、水圧でボールを吹き上げるポンプをいじったりしながら、とても楽しそうに遊んでいました。なお、この施設は「風車」「遊具」「きのこ」「やすらぎ」「せせらぎ」という5つゾーンに分かれています。利用料は無料。
朝刊の折り込みチラシに「維新プレス」なる印刷物が入っていると、教えてくれた人がありました。探して見てみると、「今、堺の市政改革が止まっている」との見出しの下、9項目にわたる市政批判が書かれています。裏面には北区選出の維新議員2人の顔と名前を大きく掲載。おそらく、各区で現職議員もしくは立候補予定者を差し替えて発行しているのでしょう。来春の市議選をめざしての宣伝活動と見受けられ、前回選挙ほど「橋下人気」を当てにできないと考えて、早めに動き出したのでしょうか。そう言えば、町には早々とポスターも掲出されています。
大人気の新施設でしたが、ちょっと残念だったのは横の「キッチンハウス」に2台ある食券販売機の1台が故障。もう1台も調子が悪いらしく、希望したメニューの券が出てきません。ちょうどお昼時だったため、長蛇の列ができました。もっとも、窓口で親切に対応して出してくださった「夏野菜カレー」は美味しかったです。
●ほんとうに「議員報酬20%削減」を実現しようとしたのですか?
9項目は、いずれも大阪維新の会堺市議団の主張で、「他会派が反対したから実現できなかった」と言いたいようです。でも、例えば、維新の会が「議員報酬20%削減」などを実際に提案したことはありません。堺市議会での議案提出権は、地方自治法の規定(定数の12分の1)によって議員5人以上に与えられています。したがって、現在11議席の維新市議団なら簡単にできるのに、彼らはそれをしませんでした。それどころか、職員の給与削減を議会が決める際、「それなら議員報酬も減らすべきだ」と主張した私の意見にも賛成しませんでした。私はその折、「職員給与カットの最高額(6%)分を自らの議員報酬から返上する」という強行手段をとり、その結果、次の議会で「議員報酬5%削減」を実現できたのです。
維新市議団が本気で「20%削減」をしたいのなら、自分たちで議案を提出し、維新議員全員でその分を返上するという具体的行動をとっていたら、きっと実現への道を歩めたに違いありません。本気でやる気概などありもしないどころか、堺市議会の維新議員たちは従来からの「大会派支配」の一翼を担い、自ら「改革」を放棄してきたのです。その結果、現在は「副議長」のポストを確保し、市民の皆さんから批判を集めたニュージーランドへの海外旅行にさえ参加しました。
さらに言えば、維新議員は、飲酒運転ひき逃げ事件を起こし、今朝の毎日新聞によると政務活動費の不適切な支出も行っているようです。