《2008.11.8〜9》
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※11月7日以前の日記は、前ページに掲載
11月8日(土)昨日の午後に上がった雨が、今朝また降りはじめていました。
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きょうは、2つの市民集会に参加。まず、午後から、議員の海外視察問題について話し合いたいという方々の集まりに招かれ、市議会での議論経過や大阪府議会で調べてきたことなどをお話ししました。夜は、福祉会館で開かれた「第3回LRT説明会」を傍聴。3回目になるのですが、また新しい市民の方々が参加され、たくさんの不安や疑問の声をお聞きしました。
なおきょうは、「バークレー 市民がつくる町」という短い映画を見る見る機会がありました。一昨日の日記でご紹介したバークレー市で、アフガニスタンへの空爆の停止を求める議会決議が採択(賛成5・棄権4)された状況やその背景を伝えるドキュメンタリーです。ちなみにこの決議は、2001年9月11日の同時多発テロ首謀者への報復として空爆が開始された日から9日目、10月16日に行われました。
ところで、同市議会の議場では、議長を務める市長の左右に並ぶ8人の議員と、傍聴席の市民とが向かい合って座ります。そして、毎週火曜日の夜7時から開かれる会議は、冒頭の30分間、10人の市民から3分ずつ自由な発言を聴くことから始まります。映画では「パブリックコメント」と紹介されいましたが、1992年に私が同市を訪問したときは「オープンマイクスピーカー」という説明を受けました。
その折にもらってきたのが右のカード(11p×16p)で、開会前に「OPEN MIKE SPEAKER CARD FOR CITY COUNCIL」と書かれた表面に、名前、発言テーマ、住所、電話番号などを書いて申し込むと、誰でも発言の機会を得ることができるのです。
記入したカードを抽選用の回転かごの中に入れるシーンが映画にありました。16年前、「どうして10人を選ぶのか」と質問したら、当時の市長補佐官ロビン・オーデンさんが笑顔になって、「カードを切るのです」とトランプ遊びの手振りを交えて教えてくれたのを思い出しました。
ちなみに、堺市は1967年にバークレイ市と姉妹都市提携を結んでおり、以後41年、「堺・バークレイ協会」などを通じて交流を続けています。堺市議会で、「市民が発言できる仕組みをつくろう」と提案しているのですが、さて、実現はいつのことになるでしょうか…。
11月9日(日)泉北ニュータウンは、紅葉から落葉の季節を迎えているようです。
今朝まで残っていた雨が降り止んだ気配だったので、地元町内の各戸ポストへ「議員活動報告」をお届けに上がりました。ところが、途中からまた小雨がパラパラし始めて中止。残りはまた後日にさせていただきます。
午後からは、泉北ニュータウンや市内各地でご自宅周辺に配っていただいている方々のところを回りました。中には、1000部以上も引き受けて下さっている方もあります。「健康を兼ねてのことだから、気にしないで…」と、当方の遠慮まで気遣っていただいて、恐縮です。