11月6日(木)団地内のケヤキが、美しい色をまといはじめています。
※11月5日以前の日記は、前ページに掲載
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《2008.11.6〜7》
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今朝は、地下鉄・北花田駅BC出入口で議会報告。先月に続いてB出入口(東側)でスピーチをしたのですが、A出入口を利用される若い方から、「たまにはこっちでも話してほしい」と配布ボランティアに注文があったそうです。他方、「声が聞こえたから…」と言って、わざわざその場にやって来て、声をかけて下さった方もありました。ありがたいことです。
ところで、オバマ氏が圧勝したアメリカ大統領選挙で、長い行列をつくって投票している有権者の姿がニュースで流れました。日本だったら投票に行く人がグンと減るのではないかと思うのですが、実は、私が16年前にカリフォルニア州バークレイ市で見た光景も同じでした。ちょうど投票日だった1992年11月3日(火)夕刻に市役所を訪ねると、玄関ホールが投票所でした。
このときの選挙で、ビル・クリントン氏がジョージ・H・W・ブッシュ大統領の再選を阻み、民主党への政権交代を実現しました。市役所の次に訪問した民主党バークレイ市選挙対策本部(写真下)では、東部での開票でクリントン優勢が伝えられるなか、同時に行われている上院議員選挙で2人の女性候補を当選させるためにボランティアたちが忙しく動いていました。
当時の記録を読み直してみると、「彼らは、人々にテレビを見ない運動も提唱。大統領選の結果が徐々に鮮明になって投票所に足を運ぶ意欲がなくなることを避けるためだという」などと書いています。時差によって投開票の時間がズレるアメリカならでは対応ですが、政権交代の選挙に臨む人々の熱気に触れたことを思い出しました。
アメリカの大統領はその後、クリントン氏が2期務めた後、共和党のジョージ・W・ブッシュ現大統領が2期目を終えようとしています。独裁化を避けるために3選を禁じる憲法規定があり、民主、共和両党の競い合いによる政権交代の実現が、“民主主義”に対する人々の希望をつないでいると思えます。日本でも首長多選の弊害がしばしば指摘されてきました。来年秋は堺市長選挙。木原現市長が早くも3選準備を始めていると聞こえていますが、果たして…。
11月7日(金)早くも「立冬」。そう言えば、灯油販売車の音楽が聞こえていました。
昨夜来の雨が朝まで残り、予定していたJR津久野駅前での議会報告は延期です。午後から登庁し、堺浜整備推進室や道路整備課の報告を受けました。道路整備課の話は10月2日の日記でお伝えした南海・白鷺駅前のエレベーター工事で、マンション開発事業者がお手上げ状態となり、堺市が施工することになったということ。計画を右図のように単純化して進める方針ですが、設計、補助金申請、積算、入札などの手順を踏むと、結局2年遅れになるとの説明です。早期完工のため、さらに知恵を絞ることを求めました。