《2007.6.27〜28》
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※6月26日以前の日記は、前ページに掲載
6月27日(水)10日前に孫が種まきしたフウセンカズラが、次々と芽吹いています。
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旧美原町が堺市との合併に当たって、各地区に1億円〜1億8千万円もの補助金を交付することを決めた「地域愛基金」をめぐっては、そのずさんな運用ぶりを一昨年の決算委員会などで指摘しました。その折、住民の皆さんが不適正支出に関する調査委員会を設置した「多治井北」という地区は、他地区に比べて交付額の差別を受けていました。この「地域愛基金」は、旧美原町が貯め込んできたお金の分配であったため、新興住宅で構成される地区は、「分け前が少なくていい」という感覚だったのでしょう。
ところが、きょう美原区役所の担当者から受けた説明によると、このほど交付要綱を見直して、他地区と同様の計算式を用いることになったそうです。差別はなくなったのですが、これによって、これまで1533万円余り(同補助金算定式の世帯割り分だけ)だった交付上限額が1億686万円余りになることになりました。一挙に9153万円(各地区均等割分)が増額されたのです。調査委員会によって真相究明に当たろうとした住民の方々は、以前の自治会長(地区長兼務)らによる異常な自治会運営の正常化にも取り組まれました。その運動に協力させていただいた立場からすると、今回の増額分がほんとうに適切に運用されるよう、自分たち自身の参画や監視を心がけてほしいと願っています。
6月28日(木)昨日、今日…まったく雨が降らずに蒸し暑さだけが増しています。
朝、新金岡駅@出入口に立って議会報告をスタートしました。数えると53日ぶりになるのですが、皆さんが暖かく迎えて下さっているように感じます。「いつもアクション日記を楽しみにしています」「うちは学会やけど、長谷川さんのこまめな活動を応援してますよ」…。うれしいお言葉をいっぱいいただきました。それに、男女を問わず若い世代の方々も関心をお持ち下さっているように思えるのです。
話が変わりますが、昨日、徳島県石井町の河野俊明町長からお電話をいただきました。4月の町長選で現職候補を破って就任して以来、「もう1年分の町政改革をやりました」とのこと。ところが、6月議会に提案した「町長多選禁止条例」(2期8年までに限る)は否決されたそうです。「町議会は、河野さんの長期政権を期待しているということですか?」とお尋ねすると、「ああ、そう言えば面白かったですね」と、電話の向こうで苦笑いされていました。「チェンジ!!」の旗を掲げた選挙や役場での奮闘ぶりを、都市政治研究所の「ニュース・レター」に寄稿していただくことにしました。
きょう、いつも活動を支えて下さっているMさんから届いたお便りに、誕生花カードが入っていました。「アスチルベ」は日本にも数種類が自生しているらしいのですが、名前はギリシャ語だとか。66歳になりました。そろそろギリシャ語の意味をかみしめなければいけません。