10月28日(日)さわやかな夜明けの道を一路西へ…。久しぶりの長距離ドライブです。
《2007.10.28〜30》
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※10月27日以前の日記は、前ページに掲載
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山口県岩国市で開催される自治体議員勉強会に参加するため、愛車で山陽道を走りました。事務所を5時45分に発って、会場のシンフォニア岩国に到着したのは10時半。しばらく市の中心部を見た後、12時過ぎから集まり始めた参加メンバーといっしょに会場の準備をしました。
今回の勉強会のテーマは「岩国市長・井原勝介さんと語る…岩国基地問題と住民自治」。岩国市は、米軍再編による空母艦載機の移転問題に直面し、市長は、住民投票の結果に基づいてその受け入れを拒否しています。ところが、これに対して国は、約束に基づいて建て替え中の市役所新庁舎(上写真の右)の建設補助金を差し止めて嫌がらせし、揺さぶりをかけています。
まず、岩国市議の田村順玄さんから基地問題の概要についての報告を受け、市民運動に携わってい川村かおるさんからもお話を聞きました。その後、市長の講演を聴いて懇談。また、情報交換交流会と、夜遅くまで情報収集に努めました。
10月29日(月)岩国市の公園では、もう一部に始まっている紅葉を見ました。
自治体議員勉強会の2日目。まず、岩国市議会で同市総合政策部基地対策課の松林達也課長から基地の概要と「愛宕山開発」について説明を受けました。愛宕山開発は、岩国基地の沖合移転のための土砂採取を兼ねて始まったものの、甘い見通しによる住宅地開発は中止。結局、国が買い上げて米軍住宅建設地にしようとしています。田村順玄市議姫野敦子市議の案内で、愛宕山の現場、岩国基地などを見学。終わってから、市役所と道路を隔てた市民会館前の交差点に立ち、参加メンバーによるリレートークを行って、勉強会を終えました。
10月30日(火)朝は肌寒さを感じた気候も、昼には汗ばむほどになりました。
昨日、勉強会終了後に福岡まで走りました。そして今日午前中に、2年前まで佐賀市議をしていた岩尾幸代さんたちがやっている市民活動の現場を訪問。汚職議員のリコール運動を成功させた岩尾さんが仲間に推されて市議になったのは1992年2月です。以来、議員報酬を仲間たちと共に管理し、その大半を運動費用に充てながら様々な市民活動を育んできました。2005年9月、合併後の市議選を機に議員をやめた後、1年7か月かけて議論した結果、今年5月からまた市民活動を再開しています。
午後は、佐賀大学の畑山敏夫教授を訪問。ご専門のフランス政治から見た日本の政治や市民運動の状況についての話を伺いました。