4月21日(金)予想外の寒風に、ガードマンさんたちが震えていました。ご苦労様…
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《2006.4.21〜22》
さてきょうは、注目していた裁判が2件あって、市役所の隣にある裁判所(大阪地裁堺支部)に出かけました。午前中は、旧美原町住民が町監査事務局のプライバシー侵害を訴えたもの。原告「ネットワーク・みはら」代表の寺井孝夫さんが証人席について、住民監査請求者713人の名前が公開されたこの事件が、リコール運動つぶしを意図したものであった旨を語りました。
午後からは、やはり「ネットワーク・みはら」の事務局長・坂田正子さん(上写真・左)が、元町議会議長の肥田勝秀被告(現堺市議)を「名誉毀損」で訴えた裁判で、きょうが判決日。裁判所は、坂田さんの訴えを認めて被告に「60万円の損害賠償」を命じました。合併前の町議会を傍聴していた坂田さんに、肥田被告が議長席から暴言を浴びせるという粗暴な事件は、裁判所によって断罪されたわけです。判決内容は、「ネットワーク・みはら」のビラを「虚言虚報」などと主張した被告側の抗弁をことごとく退けており、坂田さんの完全勝訴と言えるもの。
それにしても、何事に対しても物怖じせず、正々堂々と立ち向かう坂田さんの粘り強さは敬服の限りです。また、これらの事件を通じて、美原区域市民の皆さんの住民意識は相当に高まっています。きょうも、およそ30人の方々が法廷の傍聴席を埋めました。坂田さんらが配布したビラどおり「合併太り」した町議の皆さんは、まさしく「反面教師」と言えるでしょう。
中百舌鳥駅南側での街頭活動は、いささか驚きでした。ご出勤の方がいつの間にこんなに増えたのでしょうか。これまでここに立たなかった私たちの認識不足が恥ずかしくなります。地下鉄DE出入口、南海駅エスカレーター前でお渡しした「議員活動報告」は、用意したすべてがなくなりました。受け取って下さった方から、早速お電話もいただいています。
4月22日(土)陽光に包まれた東京の公園は、新緑の美しい季節を迎えていました。
カメラマンの鈴木恒一さんに会うため、東京に向かいました。鈴木さんは菅直人さんの高校時代の同級生で、日大芸術学部に在学時、学園紛争を体験した世代です。菅さんが国政選挙に挑戦しはじめた当初から、応援に行ってしばしばお目にかかっていました。そんなご縁もあって、私も、93年衆院選や03年選挙のポスター写真などをお願いしています。
きょうの用件は、同世代人として、菅さんが提唱する「団塊世代の地方政治参加」をどのように見ているのかなどの意見を伺うため。最近の政治状況についても意見を交わしました。
夜になってから、接戦が報じられる千葉7区の衆院補欠選挙の様子を見るため、JR新松戸駅へ。党幹部と共に宣伝カーの上に立った候補者の演説を聴きました。駅前は大変盛り上がっていて、候補者は演説終了後も遅くまで、駅から降りてくる乗客に挨拶を続けていました。