《2006.3.29〜31》
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※3月28日以前の日記は、前ページに掲載
3月29日(水)開きかけた桜が思わずためらいそうな、肌寒い日となりました。
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高校時代、それぞれ別校の弁論部に所属して、各地の弁論大会で雄弁を競い合ったOさんが、励ましメールに添えて、「今朝撮った…」という桜花の写真を送ってくれました。卒業後、教師の道を歩んだOさんは、自身の母校の校長を務め、すでに退職。めったに再開する機会もないのに、いつまでも変わらない友情を伝えてくれて、心が温もります。
明日の倫理調査会に備え、高岡議員の審査や議事録などを振り返りました。調査会は午後2時〜、市役所本館12階の第3・4委員会室で開催。どなたでも傍聴できます。
3月30日(木)「花冷え」が続きまが、我が家の“化粧桜”(マラコイデス)は満開です。
2005年資産報告書の審査を締めくくる倫理調査会が開かれました。きょう議論する予定になっていた高岡武汪議員の審査結果について、あらかじめ事務局に意見文書を提出した委員は私のほかに3人(いずれも市民委員)で、別に、正副委員長の意見書案も用意されていました。今年度最終の調査会ということもあってか、どちらかというと日ごろ控えめな委員も積極的に発言。活発な議論が展開された結果、倫理条例に基づいて市長宛に提出する「意見書」がまとまりました。また、この意見書には、次のような「付属意見」を付けることも、出席した全委員の賛成で決まりました。
1.高岡武汪議員の資産報告書の審査にあたっては、3回にわたって文書回答や疎明資料の提出を求め、また、事情聴取のため倫理調査会への出席を求めることになった。初めての提出で不慣れであったということを理由として、同議員からの回答が二転三転する事態は異常である。
2.事情聴取のため倫理調査会への出席を求めた高岡議員から、審査回数が例年の審査よりも多くなっていることについて「税金の無駄遣い」という指摘があった。しかし、審査を重ねる主な原因は、同議員の資産報告書に関する審査上で発生したものであって、このような倫理調査会への批判は遺憾である。
3.出席した倫理調査会において、高岡議員は「こういうことが倫理委員会(正しくは「倫理調査会」)で指摘されたから、それで私はそのものについて訂正させていただいたらそれでいいかと、このような考えを持っておりました」とも発言した。「質問や指摘がなければ訂正しないでおこう」とも推測される考え方は、倫理条例が求める議員の職責や資産公開制度の趣旨についての理解が不十分であることに起因するのであろうが、今後、条例の趣旨を正確に理解し、真摯かつ誠実な対応を求めたい。
3月31日(金)きょうも冷え込みが続く中、宿根スミレが可憐な花を咲かせ始めました。
年度末の市役所は、明日の人事異動を控えて、なんとなくそわそわとしています。少し遅れている母親の住所変更届を提出するため、堺支所市民課の窓口に並びました。混み合っていて待つのは仕方ないとしても、国保や介護保険の住所変更のため、さらに2課、合計3つの窓口で待たなければいけないのは閉口です。ワンストップサービス(一度の手続きで、必要とする関連作業をすべて完了させられるように設計されたサービス)がなぜ実現できないのでしょうか? これこそ行政改革の課題です。