3月5日(日)きょうは、少し春を感じさせてくれる風が、穏やかに吹いていました。
※3月4日以前の日記は、前ページに掲載
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《2006.3.5〜8》
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事務所で大綱質疑の準備を始めたのですが、急な来客が相次ぎました。それに、金曜日の夜から続いているメール(予定答弁)やその確認を求める電話などもひんぱんにあって、仕事がはかどりません。きっと深夜に及ぶことと思い、先に日記を書きました。
このホームページの掲示板をご覧の方はお気づきでしょうが、先日の倫理調査会を傍聴して下さった市民の方の鋭い指摘が、きょう書き込まれています。
《議員は仕事しているか見られています…3月5日(日)02時18分 投稿者・堺市民》
3月3日の倫理調査会を傍聴しに行った時、エレベーターで老人議員と一緒に上がりました。老人議員はたしか10F、私は12F。私は5分前に会議室に居ましたが老人議員は病院に行っていて遅れるとの事?(嘘) 20数分遅れて入って来たような、それで“遅れて来たので最初のほうは聞いていないが”と発言。税金から報酬貰っているのにしっかり働いてもらいたいですね。質問受ける高岡たけお議員も何回も修正するような回答書を出すから呼ばれているのを理解していないようで、こんな人に仕事頼む気にはなれません。今度旧美原町議員の報酬が月78万円に上りそうですがボッタクリもいいとこです。お金貰って資産報告書の書き方を何回も教えてもらっている議員が自分ひとりという事を気づいていないのか、自分の為に開かれた倫理調査会を“税金のムダ使い”と言っていました。議員は仕事をしているか市民に見られている事を自覚して下さい。
(注)10F=当該議員の控室がある階 12F=倫理調査会が開かれた会議室(委員会室)がある階
3月6日(月)このところ、春を感じさせてくれる日が続いています。きょうは「啓蟄」…
大綱質疑が始まりました。午前中に公明党とフェニックス民主、午後から自民党市民クラブと共産党が質問。会議時間は1時間ほどあまりました。明日はいよいよ私の出番で、トップバッターを務めます。
3月7日(火)昼食で外出する際、コートは不要。食堂では、スーツの上着も脱ぎました。
担当職員から送られてくる「答弁原稿」を添付したメールが、昨夜、いちばん遅く到着したのは24時29分でした。私の方も、2時半ころまで質問の準備作業。朝起きて確かめると、なんと2時46分にもう1本入っていました。市長や局長らに注文を付けられ、何度も書き直して送ってくれたようですが、きっと徹夜に近かったのでしょう。
ともあれ、朝10時から始まった本会議には、傍聴の方々もたくさんお見えになって下さっています。ここ数日、花粉症の症状が悪化して喉や鼻の調子がよくないのですが、発言に力が入ると吹っ飛んでしまいました。たくさんのテーマを議論のなかで少しずつ絞りこみ、@市長の思い入れが強いLRT事業や百舌鳥古墳群の文化遺産登録の実現をめぐる危うさ、A介護保険料改定に関する合併説明会でのまやかし説明、B旧美原町における不適正な補助金交付などを追及。また、上下水道局幹部職員の地位利用による不正行為については、事業管理者から「事実関係の再調査によって措置する」旨の答弁と、市民の皆さんへの謝罪の言葉を得ました。2時間を超える質疑は、持ち時間を10分余り残して、12時10分に終了。
3月8日(水)大陸からの移動性高気圧に覆われ、春の気配がいっそう感じられました。
昨日の本会議で取り上げた上下水道局職員の水道管敷設をめぐる不正事件が、今朝の朝刊各紙に載りました。ただ、新聞によっては、市議会での質問のことが報じられていない記事もあって、「どうして?」というお問い合わせも寄せられています。きっと、紙面の都合などがあったのでしょう。
さてきょうは、大綱質疑の最終日で、自民党市議団に続いて、公明党、自民党市民クラブ、共産党の3会派が2巡目の質疑を行いました。中には、「質問」ではなく、書いてきた「意見」を延々と読み上げる質問者がありました。「言っておきました」というアリバイづくりではなく、緊張感に溢れた議論のやりとりをしたほうが、市民の皆さんの関心を呼ぶと思うのですが…。