《2004.3.29〜31》
(152)
※3月28日以前の日記は、前ページに掲載
3月29日(月)このところ、花粉症の症状がひどく、悩まされています。
「アクション日記」月別インデックスへ
最終本会議は、午後1時開会の予定が2時半になりました。遅れたのは、民主党系会派が提案していた費用弁償制度の改革案を「撤回する」との申請が出されたためです。総務委員会で自党案が可決されていた公明党があわてだし、同党の改革案も「撤回」とになりました。その結果、長谷川・田中・共産党提案の「廃止案」だけが残り、本会議ではなんと、「会議出席費用弁償(日額1万円)の廃止」が起立総員で可決。「受取拒否」という戦術も用いた1年がかりの議論は、最終盤でドラスチックな展開を見せ、期せずして「堺市議会の良識」を示し得たものかもしれません。開会遅れのあおりで、工事の不正発注や斎場汚職についての一般質問は5時半から始まりました。競争入札を免れるため、ここ3年間で211件の工事などを543件に分割し、総額4億円余りの不当処理を行っていたことが、市当局の全庁調査によって判明。本会議の冒頭で、市長が汚職事件と合わせて詫びたので、一般質問では、監査委員や会計室によるチェック体制の甘さなを指摘しました。なお、発言前の記者クラブでの説明に基づいて夕刊各紙に記事が載り、NHKと関西テレビでも報じられました。毎日放送は明朝のニュースとなる模様です。(不正工事関係の新聞記事はこちら)
3月30日(火)また、雨の一日です。しかし、気温はじっくりと上がっています。
朝刊各紙で「費用弁償廃止」の記事を確認。午後からの消防組合議会とスポーツ振興審議会に臨みました。1か月余り続いた2月議会での発言や駆け引きの緊張感に一区切がつき、ほっと一息。たくさんの方々からメールなどでの激励や内部告発もいただいているのですが、少々くたびれて返信が滞っています。お許し下さい。(費用弁償関係の新聞記事はこちら)
▼アクセス・カウンターは、昨夜のうちに38,000を超えていました。
3月31日(水)さわやかな陽光が注ぐ日。あちこちに、ほぼ満開の桜を見かけました。
議会のあり方に関する調査特別委員会が開かれました。委員会の開催方法や発言制限などをめぐるこれまでの発言のまとめが議会事務局から提出され、各会派内での意見を聴いた上、次回の委員会で議論します。委員会では、何年か前に決着がついている「議員バッジ」をめぐる議論が出てきましたが、この際、思い切って「バッジの廃止」を考えてみてもいいですね。さて、今日は年度末。何人もの職員の方々が退職や異動の挨拶に見え、親しくしていただいた新聞記者さんの中にも転勤される方があります。お世話になりました。