3月18日(木)久しぶりの雨。新潟からのラジオ放送は「名残雪」と伝えていました。
※3月17日以前の日記は、前ページに掲載
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《2004.3.18〜21》
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今日から常任委員会が始まり、皮切りは、私が所属する市民環境産業委員会です。まず、同僚市議の逮捕にまで至った産廃不法投棄、また、その舞台となった上、牛尿投棄や死亡牛埋め立て問題が発覚した酪農団地の事件について、その後の処理経過の報告を求め、担当局長の反省や再発防止への決意を質しました。
続いて、「生産緑地」地区制度を取り上げ、@生産緑地法に違反した土地利用の状況、A廃農に際しての買取義務がある堺市の買取実状、B宅地並み課税を受けた者からみた不公平感、C農地の適正管理に関する市の指導・援助という4つの視点から議論しました。そして、@生産緑地指定を受けた場合と受けない場合、平均して90倍という課税格差があること、A過去10年間の買取請求198件対してわずか1件に過ぎない買取実績、B市民農園としての活用などを含む指導・援助の遅れを指摘しました。バブル期に住宅・宅地供給の促進を図る一方、良好な環境保全のための残存農地保全をめざしたこの制度も、いままた改革の時期に来ているのかもしれません。
3月19日(金)淡路島ではイカナゴ漁の季節。くぎ煮のにおいが漂っていました。
「時間があったら様子を見に来て下さい」。3期目の淡路町議選に挑む中谷秀子さんからのメールに誘われ、明石市でのお墓参りを済ませてから淡路島に渡りました。急な坂道や細い街路の辻々に軽トラ宣伝カーを止めてするスポット演説にお付き合いしましたが、身に付いた普段着の言葉で語りかける中谷さんの辻説法は感動ものでした。淡路町議は11人中の5人が女性。「イラクへの自衛隊派遣中止の意見書」も可決しています。
ところで、昨日の委員会質疑で「生産緑地法違反が新たに3件判明した」と、毎日新聞が朝刊で報じました。
3月20日(土)春分の日。天気がぐずついたせいか、まだ肌寒さが残っています。
泉北ニュータウン竹城台小学校で開かれた、竹城台2丁北部地区の地区計画決定に関する地元説明会に出席しました。住民の皆さんの熱心な取り組みで、既存住宅地での良好な住環境の維持・保存を図るため、地区計画づくりが進んでいます。契機となったのは、地区内でのウィークリー・マンション建設計画への反対運動。運動の成功が住民たちを勇気づけ、新しい試みに向かわせました。今後、計画(原案)の縦覧などを経て、都市計画審議会に諮って決定。市議会で当該地区の建築条例を議決します。今日は、北部自治会やまちづくり協議会の動きを当初から支援してきた菅原隆昌議員も同席されました。
3月21日(日)大泉緑地では、レンギョウの黄色とユキヤナギの白が鮮やかです。
午前中、母を誘って、父方親族の墓がある阿倍野墓地へ。午後は、大泉緑地の植木市へ。事務所まわりの花壇や鉢増えの整理など、久しぶりにのんびりとした休日をいただきました。
とは言え、市役所の関係課長からは明日以降の委員会での質問内容を探る電話。先方は休日出勤で、ご苦労様です。「アクション日記」への記載事項の間違いも指摘していただいて恐縮しました。