※11月18日以前の日記は、前ページに掲載
《2002.11.19〜22》
(22)
「アクション日記」のはじまりへ
11月19日(火) 久しぶりに梅田に出たら、ショーウインドーは早くも“クリスマス”です。 
桃山学院に復職してから、法人企画室、大学企画調整課、理事長監査室と、2年ごとに新設セクションの立ち上げを担ってきました。現在の内部監査の仕事は3年目に入っているのですが、学校経営にとっては歴史の浅い分野です。それだけに、情報交換などを目的とした私学間のネットワークづくりを働きかけてきました。今日は、日本内部監査協会の理事が来阪されて打ち合わせ。年内に初会合の段取りができ、ホッとしています。うまく行けば、そろそろ、この仕事も“卒業”できそうです。
11月20日(水) 南部川村・山本農園から贈られた梅の木が、葉を落としました。
岡山市議・羽場頼三郎さんの依頼で、市有地売却に関する鑑定評価の公開について、堺市の管財課に確かめてみました。電話応対の職員は、「公表しない」と答え、理由を質すと「事業に支障を来すから」との返事。お役人の常套句です。重ねて、「売却後の公開なら支障はないはず」「議会が求めたらどうする?」「公文書公開条例による請求があった場合は?」と突っ込んだら、「外出中の課長が夕刻に帰庁したら連絡します」とこと。今日は返事がなかったので、明日が楽しみです。
11月21日(木) 勤務先大学キャンパスの色調が、黄や赤から茶色に変わりました。
堺市の管財課長から昨日の宿題への回答がありました。やはり「非公開」。理由は、公文書公開条例で「公開をしないことができる」とされる、「当該事務事業若しくは将来の同種の事務事業の目的を損ない、又はこれらの事務事業の公正若しくは円滑な執行に支障が生ずると認められるもの」に該当するとのこと。昨年9月、東京高裁判決が原審(横浜地裁)の判断を覆して、非公開を認めた判例も挙げました。しかし、他市では公開の事例もあり、検討余地があることは認めました。今後、堺市の情報公開制度のレベル・アップを議論するテーマのひとつです。
さて、その堺市で、職員の退職金を10%カットするというニュースが大きく報じられました。財政状況がここまで逼迫しているのに、1人100万円の公費海外旅行や費用弁償43%アップをお手盛りでやってしまう市議会の無神経ぶりを、あらためて腹立たしく思います。ひとりでも、「やめよう」「返上する」と言い出す議員はいないのでしょうか。
11月22日(金) 通勤路を楽しませてくれたイチョウやトウカエデも、落葉が増しました。
昨夜遅く、神戸市議の浦上忠文さんから電話がありました。いつもながらの怪気炎で、相手を楽しくノセる人です。「来春の統一地方選挙で初当選や再選を期す、“市民派”メンバーの決起集会をやろう」との提案をいただき、承諾しました。このところ、他にも、懐かしい方々からの激励メッセージが増えています。ほんの少しだけお手伝いできたことをいつまでも覚えていて下さったり、何もできていないのにずっと期待をつないで下さっていたり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、お陰様でどんどん元気になって、新たなチャレンジに意欲を燃やしています。