12月20日(土) 今日も寒い日。自転車で北風に向かうとき、息苦しさを感じました。
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《2003.12.20〜22》
今日は、事務所にいろいろな来客を迎えました。事情があって、このところ少し元気をなくしていたIさんも久しぶりに顔をみせてくれて一安心。また、印刷機を使いに来られて、そのまま年末の「ニュース・レター」発送準備を手伝って下さる方もありました。実は、この作業のため、12月に入ってからたくさんのボランティアの方々にお出でいただいています。「コンピューターで打ち出すより、温もりのある手書きで…」。そんな優しいお気持ちのこもった封筒で、年明け早々、活動報告をお届けしたいと思っているのです。今年も、あっという間にあと11日。夜は、剣道クラブの忘年会がありました。
今ごろ色づいた事務所裏窓のモミジ
12月21日(日) 昨日よりも「気温は5℃高い」というのに、やはり寒い日です。
「日曜日に出勤しますから、ぜひ一般質問の内容を教えて下さい」…そう頼まれていた合併・指定都市推進部に質問項目をメールで送ったのは、昨日の17時24分。これに対する答弁草稿が添付された返信メールが届いたのは、今日の21時10分でした。「遅くまで仕事をしてくれてご苦労様」とねぎらいましたが、中味を見て、答弁もれやはぐらかしにうんざり。もしかしたら、担当者が苦労して書いた答弁案を幹部がズタズタにしたのでしょうか。脱漏部分を指摘し、また、はぐらかし防止の修正をして再送信しました。もっとも、事態を予期していたのでしょうね…。送信されてきたメール文は、「本日はこれにて帰らせていただきます」と結んでありました。
12月22日(月) 今日は、比較的穏やかな日でした。
12月議会の最終本会議。各種議案の審議を終えて、私と田中丈悦議員が一般質問に立ちました。テーマはともに「合併問題」。田中議員は財政問題から、私は合併をめぐるモラル・ハザードや議員の在任特例に焦点を当てて、進行中の美原町との合併協議に切り込みました。
美原町ではつい最近、「住民投票を実施して町民の意思を聞いてほしい」という直接請求の署名運動が行われ、7,743人の署名が集まっています。法定数の12倍、3万人強の有権者の4人に1人が積極的に住民投票の実施を求めているのです。また、この運動は2回目で、署名者数は前回の2倍となりました。ところが、合併推進の立場に立つ町議のなかには、まったく品性を疑わせるような言葉を遣って住民運動攻撃に熱を入れている人もいます。
ただ、この議員が、合併協議会の席で、議員は「合併と同時に失職するんだ」と大見得を切り、合併特例によって堺市議となる道を選ばないことを宣言したのは注目すべきです。18人いる美原町議の全員が、もしも「特例」によって堺市議となった場合、堺市民はそのために2年間で“7億数千万円”(堺市議会事務局調べ)もの負担をしなければいけないのですから…。
それはともかく、美原町では町当局も住民運動の切り崩しに躍起になっていて、「合併しなかったら水道料金が1.5倍になる」などの文書を合併説明会で配りました。しかし、住民たちがその積算根拠の提示を求めたところ、説明に窮したばかりか根拠文書の「偽造」(11.28読売新聞)騒ぎまで起こしているのです。ところで、住民投票の結果、「堺市とは合併しない」という道を選んだ高石市の市議会で、美原町から「無理難題言ってくる」という堺市議のボヤキが披露されました。発言したのは合併推進派の議員で、「合併しなかったから、高石市の借金のつけを堺市にまわせなくなった」と言わんばかりのセリフも会議録に残っています。文字どおりのモラル・ハザードが各所で発生しており、市当局の認識を質しました。
(▼このホームページへのアクセス数が、昨夜、27,000件を超えました。美原町役場にも愛読者が多いとか…)