《2003.9.20〜22》
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9月20日(土) 午前中から雨になり、気温もぐっと下がってきました。
気になっていた酪農団地の現場を訪ねました。右の写真は、「雨水の流入で処理能力をオーバーした」という牛尿を投棄した池です。混入した糞が表面に浮いています。池から溢れたこの汚物が、法道寺川に流れ出ました。なお、先日の市民環境産業委員会での指摘
(関係記事はここ)後、現地では浄化対策の作業準備が進められています。
また、安井前議員によって不法投棄された産業廃棄物の撤去も昨日から始まっていて、その現場や、糞、尿の処理施設なども視察しました。休日にもかかわらず、しかも雨のなかをご案内下さった関係職員の皆さん、ご苦労様でした。
※写真は、同行していただいた清水俊雄さん(鉢ヶ峰の自然を守る会代表)が撮影されたものです。
9月21日(日) 昨夜は毛布をかけて眠るほどの涼しさ。天気は一日中ぐずつきました。
3日前から始めた朝の散歩。自宅から大泉緑地内の周回道路を1周して戻るまで、約50分です。今朝は少しゆっくり目に出発。帰りに、イベント広場で開催されていたガレージ・セールものぞきました。サラリーマンから議員に戻って5か月、まるっきり変わってしまった生活ですが、少しずつ慣れてきたようです。ストレスからの解放を願って、園芸のまねごとをやってみたりしながら、休日を息を抜いて過ごすことを試みました。
ところで、自民党の総裁選挙は大方の予想どおり小泉純一郎さんの再選で終わりました。党内の選挙がマスコミによってこれほど繰り返して伝えられるのには、やや違和感を覚えました。しかし今回の総裁選では、小泉さんの変節(?)や橋本派の分解、それに、これらを取り巻く相変わらずの権謀術数など、注目すべき出来事が表面化。行きつけの理髪店での待ち時間、『週刊文春』に掲載された野中広務・元幹事長の手記を読んだのですが、実名を挙げての党幹部批判はすさまじいものです。また、政界引退を表明した野中さんが、テレビ放送などを通して発言している「イラクへの自衛隊派遣反対」の主張や政治のありように関する論調には、大いに感服させられます。
9月22日(月) 大泉緑地では、気の早い落葉樹がもう葉っぱを散らし始めています。
今日は、最終本会議の議事運営について協議する議会運営委員会。開会前に、教育委員人事についての「非公式議運」があり、さらにその前に意見書や決議をめぐる会派間の折衝などもあって、議運開会の1時間前に“出勤”しました。
議運では、本会議で一般質問を行うことを通告。その内容は、「@酪農団地における産廃および牛尿投棄事件のその後について、A人権政策と男女共同参画社会実現のための基本方針について、B性による差別をなくすための人権教育について、C学校における危機管理の状況と課題について、D個人情報保護と情報公開について」です。午後から、質問事項についての担当部署との折衝が始まったのですが、明日が休日ということもあって市役所を出たのは20時すぎ。それからまだ答弁案作成にかかる職員の皆さん、お疲れさまです。