朝一番、紹介を受けた大阪ろうさい病院へ。この病院では昨年夏に白内障手術を受けており、ある意味勝手知ったところです。「特急」との付箋がついた私用のファイル持った病院職員の案内に従って、いくつもの検査が進みます。やがて、主治医の診察がありました。
網膜剥離への対応は手術によるしかなく、進行状況から「ひずみ」などの後遺症は避けられないだろうとの見立てでした。原因は加齢によるものと聞き、事態と付き合いながらの暮らしを覚悟しました。
昼前に病室に入って昼食。5時開始が予定された手術に備え、完食しました。荷物をロッカーに収め、病室が落ち着いたのでパソコンを開きました。堺市議会のインターネット中継を視聴。トップの予定だった私が発言を取りやめたので、大綱質疑の進行も早まったようです。
昨日5時からの予定だった手術は少し繰り上がって4時半ごろに始まり、約1時間で終了したようです。時計を見たわけではなく、担当の看護師さんに確かめた時間です。手術中も執刀してくださっている主治医とサポート医との会話が聞こえ、順調に推移してい様子で安心しました。
手術では剥離した網膜を元に戻すために硝子体にガスを注入します。そのガスの安定を保つ必要があるので、術後は顔をはめ込むように改良されたベッドに俯いて寝て、そのままの姿勢で1時間の安静が必要です。1時間後はトイレやベッド上での座位は可能ですが、その場合でもずっと顔を下に向けて過ごします。夕食も顔を下げたまま。飲み物はペットボトルからストローで摂取。睡眠時もベッドの穴に顔を埋め、もちろん寝返りは不可です。
苦しいときは座位でサイドテーブルに顔を伏せての小休止が認められていますが、熟睡は困難です。でも、朝方にはぐっすり寝入っていて、点眼に来た看護師さんに起こされました。
朝食後、朝の検診。また、午後1時半になって主治医から「右・日中正面視可」(右目横に眠ること/起きているときの正面向きOK)の許可が出て、パソコンを開きました。