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《2022.8.31》

※8月29日以前の日記は、前ページに掲載

8月31日(水)昨夜もエアコンOFFで就寝。昼間は真夏日が続きます。25.5℃~34.0℃。

大綱質疑は、議員活動報告を配布中、通学中の児童の転倒に気づき、駆け寄った7月8日の出来事から議論を始めました。うつ伏せの児童を助け起こす際、背中のランドセルの重さを実感。学校に調べてもらったら、3日後の計測で、1年生は3.05㎏でした。
●体重の10%~20%(米小児科学会)
アメリカ小児科学会の発表によると、「バックパックの重量は生徒の総体重の10%~20%を超えてはならない」と示されています。転倒事故の当日、児童は通常のランドセルの他に、水筒(1L入り)や水泳セットを持って登校していました。これらを加えた総重量は5.4㎏で、1年生の平均体重の25%です。
また、登校風景の確認を試みた8月25日、児童たちがランドセルに重ねて背負っているサブザックに気づきました。中身は、学童保育セットで、給食が始まっていないのでお弁当も入っているそうです。その重量を足すと、6.92㎏になるとのこと。平均体重の32%です。この日は、夏休みの宿題の「作品」なども抱えての登校でした。
●「10%まで」と主張する日本の医師も
転倒事故があった日の最高気温は30.5℃。前日は33.5℃でした。「重い荷」を背負って、炎天下の道を30分~40分歩いての登校は子どもたちの健康上からも気になります。
米小児科学会が示す基準も、体力が付いていない低学年までおしなべて「20%以下」としているのではないと思います。長年ランドセルの重さの児童への影響を研究しているという高野勇人医師は、米学会の基準を「10%が望ましい」と解釈している旨の記事が「ICT教育ニュース」に掲載されていることも発見。
このような調査結果や、北八下小学校以外にも通学距離の長い学校がいくつもあることを示し、市教委の見解を問いました。議論の続きは、明日の日記で報告します。

さて、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は13,678人、亡くなられた方29人。堺市の新規感染者は1257人(前週水曜の63.9%)で、亡くなられた方は1人(80代)でした。

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