《2021.9.15》
(2527)

※9月14日以前の日記は、前ページに掲載

9月15日(水)昨夕一旦降り止んだ雨が、また未明から午前中まで。21.5℃~27.5℃。

決算委員会での私の総括質疑は10時55分に始まり、11時25分に終わりました。8分しかない発言時間は20秒ほど余っていたかもしれません。事前の答弁調整に時間をかけ、簡潔に質問して丁寧な答弁を得るという方法で、充実した質疑ができたように思います。
決算審査ですから、総務費(アスベスト対策)、衛生費(大気規制)、土木費(公園施設管理)を通告テーマとし、実際には東雲公園予定地の建物にけるアスベスト検出事件を質しました。
●関係各課長の答弁
まず、同公園を管轄する大浜公園事務所長が事件の経緯などを答弁。建築監理課長、環境共生課参事、環境対策課長がそれぞれの事案への関与状況を答えました。また、共生課参事は今後の対応として、「対策チーム」を設置すると表明。
●各局長の答弁
続いて、所管各局長に現時点での総括を求め、それぞれ、次のような答弁を得ました。
*建設局長=長期にわたりアスベスト露出を認識できなかったことをお詫びする。適切な報道発表ができなかったことも申し訳ない。(今後は)関係部局と連携して速やかに対応する。
*建築都市局長=建築物石綿含有調査者の有資格者が13人いるが、連携不十分で有資格者による本件事案の調査に至らなかったことは課題で、反省点でもある。
*環境局長=アスベスト対策を総合調整する事務局として、相談、情報共有、技術的サポートなど、より主体的に働きかけるべきだった。
●島田副市長の答弁
最後に、アスベスト対策推進本部副部長で、5年前に北部地域整備事務所の飛散事件で建築都市局長として陣頭指揮に当たった島田副市長にも答弁を求めました。
*島田副市長=5年前の経験を踏まえてアスベストを常に意識して仕事をし、他自治体よりも進んだ取り組みをしてるという認識だったのに、(本事案は)非常に残念だ。今回事案は、アスベスト調査段階で部局間の連携が不十分であったことが問題だと考えている。先週金曜日に推進本部会議を開催し、部局間連携を徹底するルール整備をすること、今回事案について対策チームで検討することを決めた。改めて、アスベストにしっかりと取り組んでいきたい。
なお、午後からは決算認定についての討論を行いました。総括質疑を踏まえての私の見解もその討論で展開しており、明日の日記で報告させていただきます。

「アクション日記」月別インデックスへ