さて、次回の百条委員会は2月7日(金)10時30分に開会。市長選挙の出納責任者だった阪本圭氏への尋問を行います。ただ、この尋問風景をインターネット中継でご覧いただくことはできません。テレビ撮影等も禁止です。さらに、証人席と傍聴席の間には衝立が設けられるなどの措置がとられます。これらは、証人の希望を受け入れたもので、その分、十分な証言を期待したいと思います。
●竹山証人の「証言拒否」について、2月7日に協議
ところで、1月30日の証人尋問で委員長の主尋問の際、「市長選の事務所の出納事務を実質的に行っていた人は誰か」との質問に対して、竹山証人は「その方々については、もう事前に言わないでくれと、名前を言わないでくれという
ふうにおっしゃっておられましたので、私もそのプライバシーがあるということで、 あえて確認したりすることはしなかったところでございます」と述べ、人物名を明らかにすることを避けました。
これが「証言拒否」に当たるかどうか当日は判断を留保していましたが、「7日9時30分から委員協議を行いたい」旨の連絡が、昨夜、委員長からありました。
中百舌鳥駅の北側広場で議会報告。冷たい風が吹き、「この冬いちばんの寒さ」かと思いましたが、例年だと「-2℃」なんてこともありましたから、今年はまさに暖冬の中で駅前議会報告を終えることになりました。北日本は記録的大雪とか。お困りの方もあるかもしれません。
さて、午後は2月定例会に提出予定の議案説明を受けるために登庁。まず、来年度当初予算案の概要について聞きました。かねがね議論してきた、子ども相談所の専門職増員、小学校図書室への司書配置、前立腺がん検査の無償化などが盛り込まれています。竹山市政時代にはなかなか実現しなかったことで、財布のひもを締めてきた財政当局にいわくを確かめました。
ただ、これも実現することになったペット遺体のゴミとの別処理については、依頼者が負担する処理経費が他市と比べて高額にならないよう再検討することを求めました。
ところで、2月定例会には、2017年8月定例会で指摘した「消防デジタル無線談合事件」に関して、堺市の契約相手の「富士通㈱」、また公正取引委員会から処分を受けた「㈱富士通ゼネラル」「日本電気㈱」「沖電気工業㈱」「日本無線㈱」「㈱日立国際電気」を相手に損害賠償請求の訴訟を提起する議案も提出されます。この件についての損害賠償請求の時効は本年2月1日でしたが、昨年12月26日に相手方に「催告」し、時効の延長措置をとっていました。請求額は3億4千万円余りです。