《2018.11.24~25》
(2090)

※11月23日以前の日記は、前ページに掲載

11月24(土大泉緑地でイチョウが黄葉。ここは台風被害が少なかったのでしょうか。
11月25(日朝は6.4℃でしたが、午後は17.7℃に。少しでも温かいと助かります。

朝早く、長年にわたってお世話になってきた北長尾町のNさんが逝去されたと、ご家族からお電話をいただきました。ご葬儀は今日11時からとのこと。お知らせいただいたお陰で、お参りさせていただくことができました。30数年にわたるご支援に感謝しながら、ご冥福を祈りました。
午後は、事務所で仕事。年末にかけて来て下さるボランティアの方々に気持ちよく働いていたただけるよう、これまで無造作に箱に詰めて積み上げていた資料などを整理しました。

北八下校区の「絆フェス」にお招きいただき、参加しました。八下幼稚園児が校区のゆるキャラ「やしモン」と踊り、北八下小学校3~4年生もダンスを披露。八下中学校ギター部によるバンド演奏など、校区の子どもたちがこぞって参加する楽しいイベントです。会場の小学校校庭では、各町会や各種団体が趣向をこらした出し物を催し、「射的」などに行列ができていました。
●「2025大阪万博」決まる
さて、未明に2025年万博の開催地が決まったようです。投票直前まで「油断できない」と言っていた誘致関係者は胸をなで下ろしたことでしょう。あちこちで「おめでとう」の言葉も聞きます。さて、手放しで喜んでいいことなのかと思っていたら、朝日新聞にこんな記事がありました。
▼思想家で神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんは「『え』と絶句。『金が欲しい』以外に何の動機もない万博の開催がどのような悲惨なかたちで終わるのか、想像すると悲しくなってきます」とツイートした。内田さんは取材に「今回の万博の目的は経済波及効果だけで、世界に伝えたいメッセージや未来へのビジョン、歴史的意義がない。開催後に残るのは廃虚だけ。長きにわたって負債に苦しむことになる」と語った。
誘致に躍起になった人たちが、万博の次にカジノへ突っ走るのは目に見えています。内田さんはかつて、「世界的に成功しているカジノなんて米国のラスベガスとシンガポールなど、数えるほどです。とりあえず巨大なハコモノを造るから、それで潤う人がいるでしょうけれど、地下鉄の延伸という計画からして、外洋クルーザーや自家用ジェットで来る世界の富裕層ではなく、千円札を握りしめてくるご近所のばくち好きをクライアントに想定しているということです。大阪のカジノはいわば、巨大なパチンコ店です」。「限られた資源を一獲千金的なプロジェクトに注ぎ込めば、大阪は取り返しのつかないダメージを負うことになります」とも語っていました。

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