昨日の日記で、朝日新聞=「堺市長選、現職が維新新顔にやや優勢」、共同通信=「現職竹山氏が先行、都構想58%が堺市参加に否定的」との選挙情勢について書きました。他に、読売新聞も「竹山氏が先行、都構想7割否定的」と報じています。15〜17日に読売新聞社が行った調査では、「無党派層の5割が竹山氏を支持」したのに対し、永藤氏は「無党派層では2割」だったとのこと。朝日新聞の記事にも、永藤氏は「無党派層の支持は広がっていない」と書かれていました。
もっとも、各紙の調査は固定電話に出た人の意向で、携帯しか持たない若者層は含まれていないので、予断は許されません。
●「必死」のあまり?…「デマ」を重ねる大阪維新の会
とは言え、各紙の情勢調査で維新候補に厳しい結果が出ているのは、「都構想隠し」という選挙戦略の誤りが招いた結果だと思います。もっとも大切な基本政策を「封印」する戦法は、維新という政党が続けている「デマゴーグ」政治をさらに顕著にしました。これまでも度々維新ビラの「ウソ」を指摘して来ましたが、選挙戦中盤でさらにデタラメな宣伝をしているのです。
例えば、9月14日の中百舌鳥駅前で馬場幹事長が、「この選挙の争点は、一番皆さんにわかりやすいのは水道料金だ」と言い、水道料金の値下げを主張しています。そして「大阪市はすでに水が余っています。大阪市は40%近くの水を廃棄しているのです。捨てているんです。この捨てている大阪市の水、堺市に引っぱってくることができれば、それだけでも水道料金の大幅値下げ、現実の物になるんじゃないか」と、値下げの方策(?)を示しました。
しかし、「大阪市は40%近くの水を廃棄している」などの事実はありません。関係者に確認してみると、大阪市では水道施設が持っている給水能力の6割しか稼働していないという実態はあるらしいのですが、よくもまあ、「40%の水を捨てている」とのデマを言えるものです。
※馬場演説はこちら。(YouTubeの動画開始後、37分ごろから馬場演説)
こんなデマを重ねているから、「停滞から成長へ」などのキャッチフレーズも、まさに「空念仏」にしか聞こえません。有権者が、そのことを確実に見抜き始めているのではないでしょうか。投票日は5日後、24日(日)です。
数十年ぶりに学生時代の友人Kさんから電話があって、「久しぶりに京都で会食しないか」との誘い。彼は、卒業後も様々な分野で勉強に励み、別の大学の大学院にも通ったとのこと。その大学の職員Hさんと親しくなり、2人の会話で私のことが話題になったそうです。Hさんは、私の息子も在学中に大変お世話になった方で、今日はそれぞれ3組の夫婦での楽しい語らいとなりました。
なお、少し早めに京都に着き、出町橋から四條大橋までの約3q、鴨川の川べりを歩いてみました。高野川と合流する三角州では複数大学のギター愛好者が集まって練習中。四條大橋付近の川岸には着物姿で自撮り中の女性たちが…。50数年前と同様、京都は若者に溢れています。
ところで、明日午後2時過ぎ、竹山候補が北区役所前で街頭演説の予定。私も、応援弁士を務めます。