《2016.6.8〜9》
(1707)

※6月7日以前の日記は、前ページに掲載

月8日(水)午前中は晴れて、気温も26.8℃と「夏日」に。午後から曇って、明日は雨。
オランダ教育・社会事業研究家のリヒテルズ直子さんが京都で講演されたので、聴講させていただきました。リヒテルズさんには、2003年秋、自治体議員勉強会の欧州合宿の際にお世話になって以来、何かとご指導をいただいています。今日は、公益社団法人京都市保育連盟の公開講座で、「グローバル時代を生きる子ども達を『地球市民』として育てる」と題して2時間のスピーチ。その後30分、参加者の質問に答えました。
リヒテルズさんは九州大学大学院で比較教育学や社会学を学んだ後、マレーシア、コスタリカ、ボリビアなどで活動。結婚後、1996年より夫君の母国オランダに住み、当地の教育や社会事情について発信を続けておられます。
今回も帰国前にメールを差し上げたら、「午後の講演前に時間がとれる」とのこと。午前中から3時間余り懇談の機会を得ました。私が「子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会」の委員長を務めることなどが話題になると、「子どもと女性をテーマとする地方議会の取り組みはすばらしい」と感心され、いくつかのアドバイスもいただきました。
なお、講演会場は京都市の子育て支援センター「こどもみらい館」。講演の前後に、「子育て図書館」など、館内の見学も試みました。
月9日(木)雨が降る…との予報だったのに、降らなかったようです。気温は27.6℃。

今朝は、9時30分から臨時の議会運営委員会が開かれ、高木佳保里議員から提出された議員辞職願の処理につい協議しました。その協議に基づいて、10時開会の本会議冒頭で辞職許可。議場で読み上げられた辞職理由は「一身上の都合」でしたが、すでに報道されているように、大阪維新の会公認で参院選大阪選挙区の二人目候補となるためです。
恐らく、2月に自民党を離党するときから約束されていた規定路線なのでしょう。橋下氏が代表の座を下り、今のところは表向きの政治活動をしなくなって、これまでの維新ファンの関心が遠ざかるなか、耳目を集めるための布石のひとつ。渡辺喜美氏、田中康夫氏など、なんとなく薄汚れた看板候補(?)に混じって、さて、思惑どおり議席を得られるのでしょうか。いずれにせよ、つい先日まで都構想反対の活動をしてきた人物が顔前に差し出されたニンジンに食らいつく…。「政治信念」や「道義」など無用の“お維”集団に、陰りが見えてきたような気がします。
ともあれ、今日の本会議は、池田克史議員(維新)の百条委員会の委員辞職も許可。新たに維新の別議員を選任してから、議案質疑に3人の議員(公明・ソレイユ・自民)が立ち、一般質問は維新・公明・ソレイユ・自民・共産と各会派代表が一巡して、午後6時43分に延会しました。私の大綱質疑は、13日(月)の午前10時、「本市の道路行政と観光施策」をテーマに行います。

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