《2009.12.1〜2》
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※11月30日以前の日記は、前ページに掲載
12月1日(火)工事現場にもツリーの電飾…。あっという間に、今年も最終月です。
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朝刊各紙に、昨日の本会議で、竹山市長が求めた副市長への同意議案が、やっと可決されたことが報じられています。
右の「朝日新聞」の見出しを見ると、どうやら市長は、記者の皆さんを前にして、「説明不足だった」と反省の色を示したようです。52人の議員と、傍聴席で何人もの市民が見守っている本会議場では口にでできなかった言葉を、マスコミ関係者には語るという市長の態度は、誰かを真似てのことでしょうか。
●全議員周知の事実
昨日の日記に書いた「全議員周知の事実」とは、この記事の「堺市の副市長人事をめぐる動き」の欄の冒頭に、「10月28日 竹山市長が3人の副市長人事案を議会側に内々で提示。議会の一部がうち1人に難色」と記されていることです。はっきりと新聞でも報じられるような事実を、竹山市長は認めず、「内示という言葉は地方自治法にない」と詭弁を弄しました。私が、そんな市長の対応を厳しく批判したことが、記事の最後(赤線部分)に載っています。拡大(クリック)してお読み下さい。
●副市長が本会議で就任挨拶

ところで今日は12月議会の開会日。就任した副市長から早速挨拶があり、しらけ気味の議場で、私は真っ先に拍手を送りました。また、本会議終了後、私が提出議案の説明を担当職員に求めているところに田村副市長が訪ねてこられ、初めて言葉を交わしました。たった1人、同意に応じなかったことを気遣っておられるようでしたが、ご当人が適任かどうかは、これからの仕事ぶりを見て判断させていただくしかありません。
▼朝日新聞(2009.12.1) 【記事クリック→拡大】
12月2日(水)快晴の太陽が降り注ぎ、冬とは思えないボカボカ陽気でした。
議会運営委員会が開かれ、来週8日〜10日に行う「大綱質疑」の発言順序などが決まりました。今回は19議員が質問に立ち、私は9日(水)の3番目です。おそらく、11時半ころに登壇することになろうかと思います。大綱質疑の基本は「議案質疑」ですから、昨日来、議案に関する調査を進めています。もっとも、1歳〜小学3年生を対象とする新型インフルエンザワクチンの特別接種態勢の準備でてんてこ舞いの市立堺病院には、こちらから足を運んで説明を聞きました。他方、特段忙しいとも思えないのに説明資料を出し渋った担当課もありました。拒んでいる根拠を追及したところ、小出しに提供し始めたのですが、どうやら議会審議を「形式的なもの」と考えている節があります。木原市政時代の対議会感覚にまだ浸っている職員意識を、竹山市長は変えることができるでしょうか。