10月20日(火)朝、駅立ちに向かう車のライトが自動点灯するようになりました。
※10月19日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.10.20〜21》
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議会報告のため、南海・百舌鳥八幡駅前に立ちました。昨日のJR浅香駅と並んで乗降客数の少ない駅ですが、「議員活動報告」を受け取って下さる方の比率は両駅ともに高いのです。それに今朝は、このところの最多部数を記録。ボランティアのSさんが踏切待ちで停車中のドライバーにも届けて下さったからかもしれません。
午前中に登庁して、ご相談を受けていた市営住宅の入居資格について住宅管理課と協議。大阪府営住宅との扱いが異なることも知り、検討を求めました。
10月21日(水)いつの間にか、早朝には「ちょっと冷える」と思うようにもなっています。
地下鉄・北花田駅BC出入口で議会報告。この場所では毎回交互にスピーチ位置を変え、今朝はC出入口のある西側歩道に立ちました。東側にはスピーカー2台を置き、ワイヤレスマイクの電波を飛ばしているのですが、何人かの方々から「長谷川さんはどこにいるの?」と尋ねられた…とB出入口で「議員活動報告」の配布に当たったボランティアが言っていました。
午後1時から臨時の議会運営委員会が開かれるというので、傍聴のために登庁。新市長が所信表明と副市長人事のため11月12日に臨時議会を招集するに当たっての議会日程が決まりました。12日に提案、16日に質疑、討論、裁決を行います。また、11月30日にも人事院勧告に関係する臨時議会が予定され、12月1日からの定例会と連続することになりました。
ところで、今夜は「朝日21関西スクエア」の会員交流会に出席して、2つの興味深い話を聴きました。初めは、神谷之康さん(国際電気通信基礎技術研究所(ATR)脳情報研究所・神経情報学研究室長)の「脳から心を読む技術の未来」、次いで中村通子さん(朝日新聞編集委員)の「報道現場から見た新型インフルエンザ」です。
●脳から心を読み取る技術
神谷さんの話は、人が思っていることを脳の働きを解析して再現するというもの。長谷川町子の4コマ漫画「いじわるばあさん」から話は始まりました。車に追突されたいじわるばあさんが医者に行って脳派検査を受けると、脳波計からは「ヤブにわかるか!」という文字が表示されるというものですが、まさにそれを実現するような研究が進んでいるのだそうです。応用すると、身体の不自由な人が思い浮かべるだけで文字や図形を描ことができ、高精度なウソ発見器を作ることもできるのです。
●新型インフルエンザと報道の役割
中村さんは、まず、「豚インフルエンザ」との報道表現が「新型の豚インフル…」から「新型インフル…」と変遷する経過や、実は「新型」ではないことなどを紹介。また、桝添厚労相が深夜頻繁に記者会見して「冷静に!」と言いながら逆に不安を煽ったこと、政府のテレビCMが麻生首相の顔とセリフを流すだけでメッセージの核がなかったことを指摘。あのころ「これは自民党の宣伝だ」と思ったことが腑に落ちました。「安心できる情報発信の原則」や「報道の責務」などのお話にも引き込まれました。