毎年お招きいただいている金岡二葉幼稚園の運動会は、今年で40回。30年以上前、私の娘や息子もお世話になりました。きょうは、大泉小学校でも体育大会が催されており、リレーや団体演技を見学。そして正午からは、ご近所の方のご葬儀でした。
また夜は、妻の友人たちが事務所に集まって、昨年秋に早逝した仲間を偲ぶ会を開きました。このボランティアグループは、市立図書館がまだ未整備だった時代に、新金岡団地で「こども文庫」の世話をしていたお母さんたちです。今夜はご夫君にもお越しいただき、遺影とともに屋上ベランダで十五夜の月を仰ぎながら語らいました。
地下鉄・新金岡C出入口で駅前議会報告。何人もの方々から、「市政が面白くなりましたね」との声がかかりました。たしかに、4党相乗りで担いだ市長なら「何でもやりたい放題」と思っていたはずの選挙が覆った結果に、市民の皆さんは期待をかけておられるでしょう。しかし、選挙に敗れた41人の議員が反省しているかどうかは?です。「新しい市長には“是々非々”で対応する」と言っているのは、「非」がなければ与党化する…ともとれるのです。某紙の記者から、「選挙中は中立だった長谷川さんも是々非々ですか?」と尋ねられ、「イエス」とは答えませんでした。前にも書きましたが、私の立場は誰が市長であろうと変わりません。市長の市政執行を厳しくチェックし、必要な発言や提言を続けることが議員の使命だと思っています。これまでに議会で指摘したことに関して、きょうも二つの部局からの報告を受けました。
●高齢住民などへの防火訪問(3月議会・総務財政委員会で提案)が実現へ
まず、午前中に消防局予防部の幹部が事務所に来訪。「高齢者などへの防火訪問を実施することになった」とのこと。
1月10日の火災で92歳の一人暮らし女性が焼死したことから、過去の火災状況を調べたところ、この10年間に24人もの高齢者が死亡していることが判明しました。
3月17日に開かれた予算委員会の総務財政分科会で、年間わずか400件の実績しかない防火啓発のための訪問活動は、他都市と比較して「極めて貧弱だ」と指摘。改めることを求めました。私の発言を受け、消防局と健康福祉局が連携して対応策を検討した結果、新施策が実施されることになったのです。75歳以上の高齢者だけの世帯と、すでに緊急通報システムを設置している世帯(合計=約3万5千)を対象に、今年12月から来年度末まで16か月の間に全世帯を訪問。健康福祉局が実施する「高齢者等のセーフティネット事業」ともタイアップし、より充実した訪問活動をしたい…と消防局は言っています。詳細は、「広報さかい」12月号に折り込み配布される「119番だより」に掲載されます。
●疑問増す「堺市ブランド創造発信事業」…5億4千万の税金投入は必要だったのか
午後から登庁して、
9月9日の決算委員会で追及し、
翌10日の日記で詳報した「
ブランド創造発信事業」に関して、産業振興局の産業政策部に預けていた宿題の説明を求めました。依然として説明は十分ではなく、またこの事案については、市長選に当選した竹山修身さんが選挙中に「無駄づかい」だと指摘しています。8日に就任する新市長がどのような対応をするのかを注目しながら、さらに調査を続けるつもりです。