6月23日(月)雨があがり久々に洗濯…。しかし、曇り空は午後からまた泣き出しました。
《2008.6.23〜25》
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※6月22日以前の日記は、前ページに掲載
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昨日の集会でお話しを伺ったイ・ヨンス(李容洙)さんとキル・ウォノク(吉元玉)さんが、きょうは堺市議会に来られました。吉川副議長の呼びかけで、公明、民主、共産の各党市議らと共に応接。イ・ヨンスさん(写真左)は、「台湾の慰安所で自分を労ってくれた21歳の兵士がいたが、翌日、彼は神風特攻に出て帰らなかった。やっぱり戦争はいけない」という話をされました。そして、私が差し出した名刺を見て、「その兵士の名はハセガワだった」とおっしゃり、「初恋の人でした…」と懐旧の念を抱かれた様子です。
会話が弾んだので、市役所地下の食堂での昼食にもご一緒させていただきました。キル・ウォノクさん(写真右)に「解放後、故郷のピョンヤン(平壌市)に帰ることはできたのですか」とお尋ねすると、「64年目にしてやっと叶いました」とのお答え。しかし、「親族のことや自分が住んでいた場所の詳しいことは何も分からなかった」のだそうです。
午後、宝塚市議会に向かわれる一行を見送り、私は、上下水道局の庁舎へ。先週末から調査に入った事件に関する資料提供を求めたら、また新たな疑問点が出てきました。説明に窮するような不始末を次々と指摘しなければいけない原因は、いったいどこにあるのでしょうか…。
6月24日(火)“梅雨の晴れ間”の一日。気温は上がりましたが、気分のいい日です。
「障害者自立支援法の抜本見直しを求める2008.6.24大集会」という催しが、堺市総合福祉会館のホールで開かれました。堺市内の障害者の皆さんや支援者、施設運営関係者などで、会場は超満員です。お招きいただいて挨拶をした後、各分野にわたる障害者の方々のリレートークを聞きました。この法律は、「後期高齢者医療制度」とは異なって名称は素晴らしいのですが、対象となるお年寄りや障害者への支援策の手抜きを図るという面では同じです。当事者の皆さんの切実な声を伺えるいい機会でした。
6月25日(水)たくさん咲いてくれたヒペリカムカリシナムも、間もなく時期を終えそうです。
この夏に開催する「自治体議員勉強会in滋賀」の準備のため、大津市に行ってきました。最初に訪ねたのは、「対話で結ぶ滋賀の会」の代表をされている寺川庄蔵さん。嘉田由紀子知事のお話と併せて、草の根知事選を成功に導いたご自身の講演もお願いしています。ご自宅に近い湖西線・蓬莱駅前まで軽四トラックで迎えに来て下さった寺川さんと、湖に臨むレストランで1時間半ほど歓談。その後、大津駅に向かい、勉強会の会場となる「ピアザ淡海」で使用手続きを完了。知事を囲む情報交換交流会を開くことにしている「ホテルピアザびわ湖」でも打ち合わせを済ませました。
すべての予定を終えてから、大津市局に赴任されている旧知の某紙記者に電話すると、うまく時間が空いていたようで、隣にある「びわ湖ホール」までやってきてくれました。このホールのレストランのテラスも琵琶湖に面していて、さわやかな浜風を心地よく味わいながら、最近の地方政治をどう見るか…など、久しぶりに意見を交わしました。