8月27日(水)昨夜のホテルでエアコンOFFだったのに、帰宅したらすぐONです。
《2008.8.27〜29》
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※タイの印象と8月26日以前の日記は、前ページに掲載
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8月20日からタイに行っていました。目的は、私の息子がアジアの友人たちと共にバンコクで開催している「作品展」を見ること、また、タイ北部のチェンマイでストリート・チルドレンの救援に当たっている団体の活動現場を訪ねること。それに、少し夏休みをいただいて、初めて訪問するタイという国を観光しながら、この国の様子や人々の暮らしぶりを認識することでした。関西空港からの直行便だと帰路便が夜行になるため、キャセイパシフィック航空を香港で乗り継ぐコースを選びました。従って、今朝11時(日本時間13時)すぎにバンコク空港を発ち、21時前に関空着。ちなみに香港空港での乗り継ぎ待ち時間は約1時間です。帰宅が遅くなったので、旅行中の日記は後日まとめて掲載させていただきます。
それにしても8日間も留守にしている間に、このホームページを訪問して下さった方は2千人近くあったようです。きっとご心配をおかけしたことと思います。申し訳ありません。
8月28日(木)各地に激しい雨。東海地方などで浸水被害も出ているようです。
9月1日から始まる9月議会のための議会運営委員会が開かれました。あらかじめ内定している日程の確認や付議される議案などを確認の後、2つの注目される事項が諮られました。
●「海外視察」は、ドバイを止めて民主・自民で提案
前議会では、自民党が提案したドバイ、マカオ、ベトナムでの「観光政策」などをめぐる視察案の結論は見送りとなりました。その後、民主・自民両党の談合が行われたようで、きょうの議運には、両党の共同提案として、ベトナム、シンガポール、マカオという新案が出てきました。説明にあたった民主党議員によると、「(自民案では)行程や派遣先に無理があり、費用もかさむ。かたまった部分に行き効率化を図るためシンガポールを入れた」とのこと。この説明は、「何のために海外視察をするのか」ということよりも、「どこに行くのか」ということが先行していることを証明しています。もっと言えば、堺市議会の民主・自民両党は、「とにかく海外視察を実施する」ということに目がくらんでしまっているようです。
●本会議場の議席標を「議席番号」から「議員名」に変える
現在の堺市議会では、議員が本会議に出席している証として、議席に着くと1〜52の議席番号が記された標柱を立てることになっています。その番号を名前に変えようとの提案が出ています。番号だと選挙ごとに書き替える必要もないので、きわめて合理的です。ところが、これを議員の名前に変え、水防議会など他自治体の議員も着席する場合はカバーを被せて名前を隠すというのです。もしかしたら、「名札の方が居眠り議員がはっきりする」とおっしゃる方がおいでかもしれませんが、この改造のために数十万円の税金を投入することが必要です。各地の議会が取り組んでいる「議会改革」を進める中での検討ならいざ知らず、どうでもいいことに税金を使うのは、議員として慎むべきだと思っています。
8月29日(金)きょうも局地豪雨のニュース。浸水被害は全国各地に広がりました。
午前中は、事務所に来客。午後から登庁して、議会各会派に対する説明会に参加した後、ある事件に関する上下水道局の“言い訳”を聞きました。
ところで、タイ旅行で世話になったバンコク滞在の弟からメールが届き、タイ国鉄がストに突入したそうです。私が訪タイ中も反政府デモが続いていて、27日朝には「いま、国営放送局が占拠されている」と日本語放送のラジオが緊迫したニュースを伝えていました。ところが、弟からのメールによると、「バンコク都民の70%がデモに反対か不支持」という調査もあって、膠着状態に陥っているとか。「1992年の王様裁定が、今回もあるかも…」と、観測しています。