※8月24日以前の日記は、前ページに掲載
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《2007.8.25〜28》
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8月25日(土)「白色ヤブラン」とでもいうのでしょうか…。妻の実家の庭に咲いています。
昨夜、新潟から帰ってから諸々のことを夜半過ぎまでかかって処理して、3時間ほど眠りました。そして、7月12日に亡くなった義父の49日法要に出るため、早朝の新幹線で福岡に向かいました。通夜式以来、ずっとお勤めいただいている浄土真宗本願寺派の西蓮寺住職は、筑紫女学園大学で仏教学を教えておられる中川正法教授です。きょうは、仏説阿弥陀経の訳者・姚秦三藏法師のことや、このお経の一節「倶曾一處」の解説などを、分かりやすく、また興味深い法話として聞かせていただきました。
8月26日(日)昨夜泊まった福岡では、雷鳴とどろく夕立もあって、夜はエアコン要らず…
堺に帰る途中、博多駅前のホテルで、斎藤文男先生(九大名誉教授)にお目にかかりました。斎藤先生は、いま、FBS(福岡放送)のニュースコメンテイター、政治倫理・九州ネットワーク顧問などをなさっているのですが、お忙しい時間を割いて4時間にわたる懇談の機会を作って下さったのです。それに、「がばい旋風」でこの夏の話題になった佐賀北高の校歌を作詞したのが高田保馬であることや、高田が京都学派の流れをくむことなど、いつもながら豊富な話題で会話を楽しませていただきました。もっとも、きょうの懇談の目的は、政治倫理条例や政務調査費問題をめぐる各地の動きなどについての情報交換。斎藤先生はかねがね、日本で最初の政治倫理条例を制定した堺市で、倫理条例運営史上に例を見ない「調査への非協力議員」が出たことを心配して下さっていて、「やっぱり選挙で落ちましたね」とおっしゃる反面、ご自分のコメント内容がねじ曲げられ、逃げ口上に使われたことなどについて大変苦々しく思っておられる様子でした。
8月27日(月)日暮れはかなり早まっているのに、残暑は一向に収まってくれません。
子ども青少年健全育成調査特別委員会の管内視察で、美原総合福祉会館を訪ねました。目的は、この会館の会議室で実施されている「在宅障害児生活訓練事業」(サマースクール)の現場を見るためです。8月1日の特別委員会でこの事業について質問したところ、聞いていた委員の皆さんが関心を持って下さって、きょうの視察が実現しました。その委員会では、放課後支援事業(のびのびルーム)を「利用不承認」とされた障害児の保護者の方々の自主的な運動と関連させて議論。ただ、合併協議によって「5年間は美原町制度を存続する」とされた夏休み、冬休み、春休みの生活訓練事業も、実施が保障されているのは来年度までです。今後、この種の事業の充実と全市域における実施をめざしたいと思っています。特別委の視察はもう1か所あったのですが、議運委員長との協議のため、市役所に向かいました。
8月28日(火)「雨」予報でしたが降雨はなし。ただし、日差しは多少和らいだようです。
9月議会の開会が近づいたこともあって、いくつかの調査事項の処理にかかりました。事務所に戻ると市教委からFAXが届いていて、きょう開催された教育委員会会議で「堺市幼児教育基本方針(素案)」を決定したとのこと。夜、ご近所の方のお通夜にお参りさせていただいてから、前記「素案」に盛り込まれている市立幼稚園の廃園問題について、保護者の方の訪問を受け、事務所で懇談しました。