7月31日(火)昨夜は久しぶりに涼しくなり、明け方、タオルケットにくるまりました。
※7月30日以前の日記は、前ページに掲載
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《2007.7.31〜8.1》
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障害をもつ子どもを育てていらっしゃる保護者の方々にとって、夏休みは大変です。少しも目を離せない子と24時間向き合う暮らしは、親子ともにストレスが極限になるそうです。「のびのびルーム」(放課後児童支援事業)を利用できていたら夏休みの間も通えるのに、障害を持つが故に、利用申込書は「不承認」として戻されてばかり。
自分たちの力でなんとかできないか…と立ち上がったお母さんたちに、東三国丘小学校のPTAが手を貸してくれました。PTA行事として、養護学級の夏休み開放を実現したのです。きょうから始まった行事の様子をのぞいてみると、今朝は4組の親子が利用していて、お互いの子どもたちと共に楽しそうな時間を過ごされていました。
なお、午後からは、奈良県生駒市で開かれていた「市民派議員学習・交流会」に参加。1991年10月11日、最初に呼びかけて堺市議会で開催してから、もう64回を重ねています。講師やパネラーを務めて下さった、ジャーナリストの今井一さん、弁護士の秋田仁志さん、生駒市長の山下真さんらのほか、各地から参加された議員の方々とも久しぶりにお目にかかることができました。
8月1日(水)今夜はPL花火大会。わが家の屋上ベランダから東南方向に見えました。
堺市議会が初めて設置した「子ども・青少年健全育成調査特別委員会」が開かれました。4月の選挙で初当選した4人を含め、8人の委員が発言。私は、各委員の熱心な議論を聞いてから最後に質問に立ち、次のようなことについて市当局の見解を質し、また実現を求めました。
●障害をもつ子どもたちに関する施策について
@2月議会の大綱質疑で行った議論に基づいて、障害を持つ子どもたちの数や全児童に対する割合が年々増えている事態について確認。
A昨日から始まった東三国ヶ丘小学校での保護者の自主的活動を、市教委、子ども青少年局、健康福祉局のトップはどのように評価するか。
B障害を持つことが原因で「のびのびルーム」利用を不承認とするのは、憲法第14条第1項(法の下の平等)に違反する。大阪市のように、希望する障害児全員を受け入れるべきだ。
C美原区の障害児を対象とする「生活訓練事業」(サマースクール)は、合併協議によって来年度まで実施することになっているが、以後も、全市域において同種の事業を行うべきだ。
●幼稚園改革について
@公立廃止を検討した「教育改革審議会」で、私立幼稚園の障害児保育には課題が多いという資料を基に議論しながら、市教委がその現状を把握していないという事態は許せない。
A9月議会での議論や今後実施するパブリックコメントなどにどのように対応するか。市教委は、それぞれの指摘によって修正すべきことがあれば「基本方針を修正する」と答弁。
●図書館をめぐる議論について
他委員から「集会室を学習室に…」という提案があったが、図書館の理念や役割に基づく市民サービスは何かを確認して対応すべきだ。