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《2006.11.8》
11月8(水)きょうはまた暖かい日。木々の彩りも鮮やかで、気持ちのいい秋の韓国です。
柳在禧さん
鄭玉順さん
兪燦植さん
林秉善さん
大西秀尚さん 鄭在吉教授 崔成龍さん
朝7時20分、鄭教授が友人の林京卓(イン・キョンタク)さんの車でホテルに来て下さって、市内の食堂で朝食会。林さんは元・全北日報の編集局長。現在は、民主党全北支部の政策室長を務め、全羅北道の道議選をめざしています。会食を終えてから、国立全州博物館を見学。伝統家屋の集落が保存されている「韓屋村」まで送って下さいました。
その後、鄭教授の案内で韓屋村や市内を散策。声をかけた保育園児たちが元気に「アンニョンハセヨ」と応えてくれ、教育大学の学生からは教員減員に反対する署名を求められました。また、路上での私たちの会話を聞きつけ、「小中学校では日本語で勉強した」と話しかけてこられた兪燦植さんは83歳で、元中学校教頭。鄭先生の高校の大先輩でした。
訪問した全州市議会では、鄭遇成(ヂョン・ウセオン)議長が議長室に迎えて下さり、事務局の朴さんが本会議場などを案内して下さいました。正面左右に設置されたモニター画面について質問すると、発言の際の資料表示が行われるとのこと。会議の模様をテレビ放送するなどの議会改革が進んでいます。資料室では、金賢徳市議(民主党)や姜永洙市議(ウリ党)と言葉を交わすこともできました。
金賢徳市議 姜永洙市議
きょうも、たくさんの方々のお世話になりました。国立博物館で日本語ガイドをして下さった柳在禧さん。韓屋村にある「皇孫の家」の鄭玉順さん。夜の市場で声をかけて下さった林秉善さん(南全州信用金庫理事長)。また、わざわざ全羅南道の長城郡から列車で訪ねて来て下さった大西秀尚さんは、妻の大学時代の同級生。東大阪市の夜間中学校教頭を退職後、韓国・円光大学校の東洋学大学院(博士課程)で仏教学を研究中です。鄭教授が勤務する全北大学校職員の崔成龍さんも交え、韓国最後の夕食会は会話が弾みました。