《2006.10.16〜19》
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※10月16日以前の日記は、前ページに掲載
10月16日(月)イヌホウズキの「イヌ」は、「役に立たない」という意味だそうです。
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視覚と聴覚に障害のあるNさんが、ガイドヘルパーや家事支援の仕組みが変わり、サービス量を減らされることを心配しています。これまで、1か月に72時間まで無料だったガイドヘルパー派遣が、新しい制度では、25時間だけ無料、50時間まで1割負担、それ以上は全額(22時間分だと4万円強)自己負担になると、通知があったとか。「障害者の社会参加」を奨励しながら、他方でその意欲を殺ぐような福祉政策はいかがなものでしょうか。きょう半日、Nさんと一緒に区役所の地域福祉課や本庁の障害福祉課をまわって、掛け合いました。
「実情に応じて、1割負担の枠を広げる」…。合わせて2時間余り、Nさんが懸命に利用状況などを訴えて引き出した担当職員の回答です。これまで、72時間を毎月フルに使って、積極的に外に出ること、そしてさまざまな市民活動などに参加することを心がけてきたNさんにとって、なんとか希望をつなぐことができるものだったようです。しかし、「全額自己負担になれば外出や参加をあきらめないといけない」と思い始めていたのは、きっとNさんだけではないはずです。堺市は、きちんと障害者の立場に立って施策をつくり、その情報を広く提供しなければいけません。「税金でやっているのだから…」。障害福祉課の職員が口にしたこの言葉は、まるで、「施してあげているのだから、減らされて当たり前」と言わんばかりにも聞こえました。
10月17日(火)夜明けが遅くなったため、目覚めるのがやや遅れるようになりました。
今朝は、地下鉄・中百舌鳥駅@A出入口に立ちました。新金岡駅の各出入口に比べて「議員活動報告」を受け取って下さるペースは少し落ちたのですが、立ち止まって、ずっと中身を読んで下さっている方を見つけました。近づいて声をかけたら、近くのマンションにお住まいの方で、「一昨日、横浜市から引っ越してきたばかり」とか。車の騒音が激しく、路上にタバコの吸い殻が散乱していることを指摘され、「堺市民は自分のまちを、きれいで住み良いまちにしないのですか?」と質問を受けました。路上喫煙の禁止、道路騒音対策など、また取り組むべき課題をいただいたようです。午後、市内各地で地域配布をして下さっている方々に「議員活動報告」をお届けしてから、市役所へ。
10月18日(水)泉北ニュータウンの風景が“秋色”を装いつつあるようです。
地下鉄・北花田駅前で街頭活動。先月と同様に、@〜Cの全出入口で「議員活動報告」をお配りしました。配布部数は前月比の1.4倍を超え、この駅でも、皆さんの熱気を頂戴できました。終了後、泉北ニュータウンや市内各地で地域配布をして下さっている方々を訪問。
10月19日(木)今週はずっとお天気がよく、さわやかな日が続いています。
南海・白鷺駅前で、街頭活動を行いました。このところ各駅で感じられる熱気は、今朝も同じです。演説を始めようとした矢先、散歩中の方からお声がかかりました。「近くに住む医師です。以前からいちどお話ししたいと思っていました」…。その後も、演説中に近づいて来て力強く握手して下さる方や、駅へお急ぎになりながら手を挙げたり会釈してエールを送って下さる方々が何人もありました。そして、演説で触れた体育館などのエレベーターに関しては、「この駅にも、ぜひエレベーターがほしい」とのご注文をいただきました。皆さんがお受け取り下さった「議員活動報告」の数は、先月よりもやはり4割以上の増です。
また、地域で配布していただいた「議員活動報告」をお読みになった方々からも、市政へのご意見や苦情の電話が入り、関係部課と折衝の上、処理させてもらいました。