《2006.5.27〜28》
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※5月26日以前の日記は、前ページに掲載
5月27日(土)朝、雨が上がった大阪を発って、到着した羽田空港は大雨でした。
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菅直人さんらと始めた団塊党運動で、2月のシンポジウムに続く、第1回「団塊塾」が開かれました。この塾は、講師と生徒の関係で進めるのではなく、参加者全員が共同で作り上げる学びの場を目指しています。きょうは、3人の方から問題提起。@せたがや壮年大学・森本陽子さん、A団塊政策研究ネットワーク・前田和男さん、B四街道市議(元毎日新聞論説委員)・田中良太さん。また、団塊世代の社会貢献と自治体施策などについて意見を交わしました。
話は変わりますが、昨日発表された「第1回科学ジャーナリスト賞」を毎日新聞の大島秀利記者が受賞されたことが、朝刊で報じられています。大島さんは、私が堺市議会へのカムバックを果たしたころ堺支局長をしていた人で、昨年6月、尼崎市でのアスベスト被害をスクープし、それが社会問題化する契機を作りました。堺に赴任中も、保育所のシックハウス問題などに取り組まれる姿勢が印象的な記者でした。私が市議会で追及した「分割発注問題」でも、大変熱のこもった記事を書いて下さって、1面トップ社会面トップのほか3面にことばの解説まで併載されました。堺支局から大阪本社の編集委員に戻る折に挨拶に来られ、「エキサイティングな議会議論を取材させてもらいました」との言葉をいただいたのが忘れられません。
5月28日(日)早朝すこしぱらつきかけた雨は持ちこたえて、さわやかな日曜日です。
午後から、毎月恒例の「市政報告会」を事務所で開催。いつも集まって下さるメンバーに加え、きょうは、「議員活動報告」の案内をご覧になって、お二人(北区=1、美原区=1)の方が初めて参加して下さいました。40分ほどの報告の後、参加者の方々が取り組んでいる運動や活動について話していただいてから、フリーディスカッションをほぼ1時間。活発なご意見をいただきました。
●今朝、久しぶりに鉢花の手入れをしていたら、花が終わったクリサンセマム・ノースポールに蝶がとまっているので手を休めました。前にも参考にさせていただいた阪口博一さんの『雑記蝶』に掲載されている「堺市の蝶」で調べ、「サトキマダラヒカゲ」だろうと推測しています。
《29日朝・補記》上記の日記を書いた後、観察力に自信がないので阪口さんにメールを送って確かめたところ、私の推測は見事に「ハズレ」でした。昨夜のうちに阪口さんからいただいた回答を掲載させていただきます。
【長谷川】また、我が家で蝶の写真を撮りました。阪口さんが「雑記蝶」に紹介しておられる写真と見比べて、おそらく 「サトキマダラヒカゲ」かと推測しているのですが、間違っていませんか?
【阪口さんの回答】残念ながら、これはタテハチョウ科(ヒョウモンチョウの仲間)のツマグロヒョウモンというチョウのメスです。前翅基部の赤い色や、同じく前翅の先のほうの白い紋はサトキマダラヒカゲにはない特徴です。長谷川さんは、採集されないので、同定は難しいと思いますが、表側の斑紋を見られたら、すぐわかったと思います。このチョウには、面白い話がたくさんあります。お時間のあるときに拙ホームページのトピックにある、「ツマグロヒョウモン」のページをお読みいただければと思います。
※阪口さんの回答にある「ツマグロヒョウモン」のお話は、ここに掲載されています。走り読みですが、早速読ませていただきました。「ツマグロ」(妻黒?)の由来や「擬態」のこと、それに、もともと亜熱帯に棲むこの蝶がどうして都市部の新金岡町で見られるのか…など、とても興味深い話題がいっぱいです。
なお、私が間違った「サトキマダラヒカゲ」は、こちら。推測を誤ったのは「擬態」が原因ではなく、観察眼の弱さです。