《2005.12.7〜9》
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大綱質疑の最終日は、自民市議団に続いて、会派構成議員数が多い自民党市民ク、公明党、共産党が2巡目の質疑。前の3会派がいずれも30分〜40分で終わり、共産党も2問目の答弁を求めなかったため、すべてが2時前に終わってしまいました。なお、傍聴席には1〜2人の一般傍聴者の姿を見ましたが、応援団は、午前中ゼロ、午後2人の様子でした。
12月7日(水)二十四節季の大雪。暦にふさわしい寒さが、きょうも続いています。
大綱質疑の2日目。トップバッターは「堺・美原市民ネット」の月森正浩議員です。同じ会派を組む私や田中丈悦議員、■■■■議員とはやや異なった持ち味の月森議員の質疑は、どちらかというと“ほのぼの”とした雰囲気で進められました。しかし、その内容は、@合併後の一市二制度、A旧美原町から引き継がれたはずの鉄軌道整備調査、B市民に大きなツケを残しそうなLRT計画、C区長公募制とモデル区制、D自転車事故の防止対策、E国勢調査の実施結果と問題点など、市政の要点を的確に突くものでした。
市民ネットの後、美原会、プロジェクト堺、あたらしい風と質疑は続きましたが、昨日どおり傍聴席を観察していると、それぞれの応援団は、2人、ゼロ、2人、3人と見受けられました。
12月8日(木)太平洋戦争が始まった日も、こんなに寒かったのでしょうか。
ところで、堺市議会の議場は、写真のように円形議席です。理事者席にいちばん近い位置の最前列に座っている私からは、傍聴席も含めて、ほぼ議場の全景を見わたすことができるのです。大口を空けて、何度もあくびをする議員が目立ったのは、質疑に緊張感を感じることができないからでしょうか。3日目でお疲れのようでもありましたが、せめて口元を隠すのがマナーというもの。ひとの振り見てわが振りなおそ…。
本会議が早く終わったので、2〜3日前からご相談を受けながら対処が遅れていた美原地域の某自治会の皆さんといっしょに、美原支所に足を運んで関係部署と折衝しました。
12月9日(金)先日の強風で倒れた植木鉢の土を換えたのに、今日も季節風が…
美原地域で自治会の正常化に取り組んでいる方々とともに、きょうは福祉政策課と話し合い。当該自治会の混乱に介入して暴言なども見られる某民生委員の言動について、民生委員法に基づく「市長の指導」を所管する担当課として的確な認識をするように促しました。地域の皆さんが望んでいるのは、これまでは関心の薄かった自分たちも反省し、みんなが参加できる公正で民主的な自治会の運営体制をつくることでしょう。皆さんのそんな思いに応えて、住民自治を確立するお手伝いさせてもらっています。
ところで、大阪市議の城谷たけおさんから“お礼”の電話をもらいました。すでに新聞の報道でもご存じのように、大阪市会(古い政令市が「市議会」と言わず「市会」というのは、権威付けでしょうか?)が、とうとう議員の会議出席費用弁償を廃止しました。城谷さんが、当選以来、「やめよう」と提案し、受け取り拒否で闘ってきた成果が実ったわけです。1万4千円を1万円に下げるなどで、既得権益を守ろうとした自民、公明、民主の議員たちも、ついに兜を脱いだようです。注目すべきは、大阪市会が政務調査費の領収証公開にも踏み切ったこと。ひとあし先に費用弁償を廃止した堺市議会が、今度は遅れをとっています。