7月2日(土) あれほど欲しかった雨も、続くと「早く上がって…」。勝手なものです。
《2005.7.2〜4》
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※7月1日以前の日記は、前ページに掲載
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私よりも少し若い世代で、学生時代からなんとなく仲間をつくっている人たちが、京都で「あったかサポート」というNPO法人を立ち上げ、設立総会が開かれました。理事長に担ぎ出された先輩の森茂樹さんから、「辻元清美さんに記念講演をしてほしいので仲立ちして…」と頼まれたのですが、私が間に入るまでもなく、この集会だったらきっと快く引き受けて下さったはずです。
講演の冒頭で、辻元さんが「私も同感や!」と共感の気持ちを語ったNPO法人の「設立趣意書」は、今朝読んだ私も「うんうん」とうなずくことができるようなフレーズで綴られています。
*「努力すれば報われる」という将来への希望を抱ける時代から、次第に「努力しても無駄だ」という諦めの気持ちが支配する時代になってきました。*これまでの人間関係やコミュニケーションは薄れ勝ちになり、地域や職場社会の共同体的な関係も脆弱になり、その包容力を失いかけています。*このような時代にあって、ふつうの勤労者や市民が自立し、将来に希望を持って生きるためには、公的機関に頼りきりの「公助」や、何でも「自己責任」に帰してしまう「自助」とは異なる、「共助」をキーワードにしたコミュニティーが必要です。
少し長い設立趣意書の全文を紹介できないのは残念ですが、多様な専門的知識を持った人たち(弁護士、社会保険労務士、税理士その他)を統合して、解決すべき問題を抱える人々に提供する…というのが、このNPO法人設立の目的のようです。いわゆる「団塊世代」が、これまでの仕事などで培った能力をお互いの「共助」のために使い合おうという試みでしょうか。その成功を願って設立総会に出席し、大きな拍手を送りました。
7月3日(日) 3日目の雨も激しい降りになりました。災害の発生が心配です。
今週は、月火木金の朝、駅前での街頭活動を予定しているのに、どうやら雨が続きそうです。梅雨を覚悟で作った日程ですから、うまく付き合っていくほかありません。なお、各地域で配布していただいている「議員活動報告」は、いつもだと駅前での活動を終えてからご協力下さる方のところにお届けするのですが、小雨のうちに泉北ニュータウンを回らせてもらいました。
7月4日(月) 4日連続の雨。通勤される方々の表情も、さすがに“うんざり”の様子です。
早朝は小康状態だった雨がだんだん激しくなるなか、栂・美木多駅前で、田中丈悦議員と合同の街頭活動。屋根のある通路とは言え、濡れた傘とカバンを抱えて勤務先にお急ぎの皆さんに訴えかけるのは、多分に心苦しさを覚えます。それでも、わざわざ励ましの言葉をかけて下さる方々もあって、眼鏡が曇るほどの蒸し暑さのなかで演説を続けました。また、街頭活動終了後、昨日回りきれなかったところに「議員活動報告」をお届けさせてもらいました。
午後は、市役所で会派メンバー4人の打ち合わせ。8月初旬に合同市政報告を開催することにしており、そのPRを兼ねた「会派新聞」の編集作業を行いました。夕刻から市民団体などとの懇談。夜は事務所で市政・法律相談を開くなど、慌ただしい週明けです。