5月1日(日) 今年は、ヤマボウシがたくさんの花(白い部分は苞)を付けています
《2005.5.1〜4》
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※4月30日以前の日記は、前ページに掲載
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このところ、メーデー行進に参加する機会を失っています。「きょうはやっぱり歩いてみよう」と思い立ったのですが、メーデー会場ではなく、美原町から富田林市を経て千早赤阪村の小吹台へ向かいました。職場仲間だったTさん宅に着いたのは午後3時。9時半に出発して、昼食休憩などを差し引くと、正味4時間半、午後から本降りになった雨の中の歩行です。車で河内長野駅まで送ってもらう途中、かつて共にメーデーにも参加した同じ職場の先輩Aさん宅に立ち寄って、久しぶりに歓談しました。
5月2日(月) 天気が回復し、気温も高くなって、花たちが欲しがる水の量が増えました。
連休の谷間です。先日から相次いでいるご相談ごとに関する情報を仕入れるため、まず堺市役所の北支所へ。また、市議会控室で会派会議を済ませた後、本庁の関係各課をまわりました。さらに、民間経営の「シルバーハウス」なる施設に足を運んで見学。高齢者福祉メニューの多様化を再認識する一方、信頼度や安心度などを確かめる難しさも実感しました。
ところできょうは、先日、堺市が主催する手話講習の受講を断られたNさんに対して、担当課が「再検討の答えを伝える」と約束していた日です。結果は「受講OK」。また、課長からは「講習実施に当たって障害当事者を対象と考えず、配慮して来なかった」と率直な詫びの言葉も添えられました。視覚と聴覚に障害を持つNさんは、「ノーマライゼーションを推進する立場にある役所がバリアを作るのなら、自分がそれを打ち破らなければいけない」と思ったそうです。自らの立場を失わない主張が、行政体の判断の誤りを正すことになりました。
5月3日(火) 曇らせたくない憲法の記念日は、“五月晴れ”。
地方自治法の附則第1条には、「この法律は、日本国憲法施行の日から、これを施行する」との規定があります。憲法記念日は、地方自治法の記念日でもあるのです。まさしく、新憲法の「民主主義」などの理念を具体化するために地方自治法が作られたことを、私たちはあらためて認識しなければなりません。
戦争や権力による人権抑圧を日常的なものとしていた旧体制を否定して生まれた憲法を、これからも大切にしたい…。そして、地方自治法に基づく分権や住民自治の仕組みを、押し広げることに邁進したい…。などと考えることしきりです。
久しぶりに訪ねて来てくれた孫と大泉緑地で遊びながら、周りにいる大勢の子どもたちの未来を思いました。
5月4日(水) 「祝日法」による「国民の休日」(祝日と祝日に挟まれた日)です。
昨日から泊まっている孫を連れて、何年ぶりかの金剛山に向かいました。お誘い下さった千早赤坂村のAさん一家といっしょにロープウェイを利用。帰路にお邪魔したAさん宅では、山菜などを主体とした夕食をごちそうになりました。自然食の料理教室を20年も主宰していらっしゃる奥様が用意して下さった手料理は、いつもながら「さすが」…。贅沢な休日をいただきました。