2月23日(水)区切り打ちの遍路から戻る朝、室戸ですがすがしい日の出を見ました。
《2005.2.23〜25》
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※2月22日以前の日記は、前ページに掲載


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きのうまでの12日間、260qを歩き続けてきた筋肉疲労で脚がパンパン…。昨夜はなかなか寝付けなかったのですが、夜半からぐっすり眠り、起床時にはからだの痛みが消えていました。第26番札所・金剛頂寺の「朝のお勤め」が6時半に始まり、宿坊でお世話になった遍路6人の全員が参加。10分余りの読経などが終わった後、ご住職から「お遍路は、洗心とともに報恩謝徳の旅です」との法話がありました。初めての遍路旅を目標の札所まで打ち終えることができた私にとっては、深く心に響く言葉です。
2月24日(木)南部の山本農園からいただいた梅が留守の間に開き、「満開」です。
「菅笠をかぶるにはこのほうが便利」と思い、遍路旅への出発前夜、中学校時代以来の丸刈り頭になりました。きょうお目にかかった方から「最新モードの髪型ですね…」と冷やかされたのですが、自分では少し気に入っています。それにしても、久しぶりにスーツを着用してみて、ウエストが3pほど細くなっているのは驚きでした。ちなみに、体重に変化はありません。たくさん食べ、ひたすら歩いて、ぐっすり眠る…きっと、健康にはこれがいちばんなんでしょうね。
午前中は、いよいよ28日から本番を迎える2月議会のための議会運営委員会。議員数や会派数が増えて、事務局は資料作成や準備がたいへんなようです。午後からは、われわれの会派に対する予算説明が助役や財政局長からあり、その後、留守中にたまっていた相談ごとの処理や調査などで、市役所内を走り回りました。
さらに旅を続ける方々を見送り、本堂と大師堂にお礼のお詣りをしてから山を下って、12日間歩いてきた道をバスや列車を乗り継ぎながら、ほぼ1日かけて帰宅。7日目の宿で一緒だった男性が、見るからに重い荷物を背負って元気に歩かれる姿をバスの窓から拝見できたのは、ほんとうにうれしい限りでした。
▼帰宅後にホームページを開くと、アクセスカウンターが「80097」になっていました。おそらく昨日か今日、「8万人目の訪問者」があったのですね。ありがとうございました。
2月25日(金)冬型気圧配置が続き、寒さに震える日。関東では雪とか…。
民生委員のOさんから「ぜひいちど訪ねてみてほしい」とのお勧めがあって、北支所の5階にある「地域生活支援センター」(用語解説)を見学させてもらいました。かねがね関心を持っていた精神障害者の社会復帰のための施設がこんなに身近にあるのに、これまで見せていただく機会をつくることができなかったことが恥ずかしくもあります。運営主体は「NPO法人ソーシャルハウスさかい」で、その副理事長と同支援センター施設長を務める中本明子さんにご案内いただいたのですが、突然の訪問で、ご迷惑をおかけしたことでしょう。
午後から市役所に出て、市教委の学校指導課や教職員課と協議。また、建設局土木部の道路課から、来年度予算案に盛り込まれている市営駐車場の経営改善計画について説明を受けました。この問題は、昨年5月議会で指摘し、毎年赤字を重ねるいい加減な設置計画を批判したものです。現行の「一時利用」を「月極め」に切り替えるとのことですが、そのためには、国からの借金12億2千万円を一括して償還しなければなりません。