9月18日(土)久しく聞かなくなった「スト決行」。古田選手会長に心からエールを…
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《2004.9.18〜20》
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※9月17日以前の日記は、前ページに掲載
昨秋の欧州合宿でお世話になったリヒテルズ直子さんの著書『オランダの教育』(多様性が一人ひとりの子供を育てる)が出版され、きょう手元に届きました。ページを開いて、前著同様の読みやすい文章にまず感激。直子さんは、九州大学で教育学や社会学を修めてからマレーシアで学び、オランダ人の夫と共にケニア、コスタリカ、ボリビアにも滞在。1996年からは夫の母国で暮らし、2人の子どもを育てるなか、教育制度の見事さを実感。その実状を日本に伝えようと、「オランダ通信」などで発信してこられました。
教育基本法の改定論議まで始まった日本の教育を考える上で、ぜひとも参考にしたい一冊です。平凡社刊(\1680=税込)。すでに書店に並んでいると思いますが、長谷川事務所にも数冊の在庫がありますから、手に入りにくい方はご連絡下さい。
9月19日(日)事務所横の路地で、ミズヒキソウがいつの間にかそっと咲いてくれました。
先週は、火、水、木曜と3日続きの常任委員会で連日の発言。さらに、金曜日の議会運営委員会では議員報酬の削減提案をめぐる攻防もあって、気を緩めることのできない日の連続でした。さすがに息抜きをしたくなり、学生時代を過ごした京都に出かけました。
まずは、オードリー・ヘップバーン展を開催中の「美術館えきKYOTO」へ。休日で混み合う入館者に若い人たち(主にカップル)が多いのは意外でした。その若者らと同じ年代に観た何本かの映画シーンを思い起こしながら、じっくりと展示品を鑑賞。一枚の写真が目にとまりました。
そのスナップには、ヘップバーンを訪ねてきたオットー・フランク(アンネの父)がいっしょに写っています。「アンネの日記」の映画化に際して、監督から出演を依頼されたヘップバーンは、これを断ったそうです。同じオランダで戦禍の中を生き延びることができたオードリーにとって、同じ年に生まれたアンネ・フランクの悲惨な運命を演じるのは耐え難い悲しみだったから…というような解説が付いていました。子どもであることを利用してナチスと闘うレジスタンスを手伝ったという体験や、晩年のユニセフ大使としての活動にも興味が湧いてきます。
美術館を出て、京都駅から河原町通を経由する市バスで出町柳に向かい、叡電駅前の名曲喫茶「柳月堂」に入ったのは、何十年ぶりのことでしょうか。約2時間、ドボルザークやモーツアルトにひたりながら、昨夜は半分ほど残していた『オランダの教育』を読み終わりました。
9月20日(月)敬老の日は、まだまだ厳しい残暑が続く一日となりました。
昨日、総務省が発表した高齢者推計人口によると、65歳以上の高齢者は2484万人で、総人口に占める割合は19.5%。国民のほぼ5人に1人を高齢者が占めています。また、2人以上の世帯のうち、無職の高齢者世帯の家計をみると、消費支出が可処分所得を上回る傾向が続いており、2003年は月約3万6千円の“赤字”でした。 金融資産を示す貯蓄額の分布は1600万円未満の世帯が半数で、世帯が最も多く分布しているのは400万円〜600万円未満(7.7%)、次いで600万円〜800万円未満(7.6%)。 「決して明るい老後ではない」と主張するメールマガジンが「シニアネット」から届いています。新金岡町3丁1番の老人会「第一和楽会」のお招きを受けて、今年も敬老祝賀会に参加させていただきました。