朝一番、うれしいメールが届きました。
こんにちは!ニュース・レターいつも見ています。今まで投票だけの市政参加でしたが、いろいろと世の中に矛盾を感じ、ひとりひとりが立ち上がらなければ何も変わらないと思い、まずはメールですが、堺市を良いまちにしたいと運動に興味を持ちました。よろしくお願いします。
携帯電話からの発信です。一方、朝日新聞の朝刊は、市議会の喫煙所設置に「批判続々」と、2日連続で報じています。複雑な気持ちでしたが、元気を奮い起こして質問準備。現場調査、記者の皆さんへの説明資料の整理など、ばたばたと予算委員会の中休みを過ごしました。
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3月10日(水) 暖かい日。日曜日に撮った金岡公園の白モクレンも開いたでしょうか。
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《2004.3.10〜13》
3月11日(木) 天気はぐずつきましたが、気温はぐんと上がりました。
予算委員会の5日目は、「土木費」の審査です。各会派とも持ち時間の残りを気にし始めたようで、今日は2時25分に終わりました。ところで、私が時間をまだ2分しか使わずに温存しているのは、明日の「教育費」審査に備えているようだ…との推測もかなり広がっています。お見込みのとおり、学校施設等の工事をめぐる事件や校内駐車問題での議論を予定。発言の機会は、おそらく午後になるでしょう。
3月12日(金) ドウダンツツジの紅い芽が、少しずつ膨らんできたように思えます。
堺市では、発注する工事に100万円以上の予算が必要なら、「競争入札」で業者を選ばなければならないと、規則で定めています。また、この規則は、地方自治法やその施行令などに基づくもので、違法行為を犯さないため、「1件の工事を不当に分割して100万円未満に見せかけてはいけない」と「事務の手引き」に定めています。
ところが、堺市教委のここ4年の工事を調査すると、305件がこの決まりを破って「随意契約」で行われ、約6億7千万円が投じられていたことが分かりました。中には、「雑草対策」と称して施工した校庭舗装が教員駐車場になっていたり、分割したはずの工事がまったくのダミーというケースもあって驚きました。シックハウス対策など、「やむをえない」と思えるものもほんの少しはあるのですが、その場合でも「緊急随契」という方法が別にあるのです。
予算委員会で追及し、改善を求めました。詳しくは、明日の朝刊各紙をご覧下さい。関西テレビのニュースでも報じられたようです。(▼都合により、明日の日記は1日遅れで掲載します。)
3月13日(土) 寒さを覚悟して訪ねた群馬県にも、春の花が咲き始めています。
昨夜は、予算委員会が終わってから新幹線を乗り継ぎ、日付が変わる寸前に群馬県の高崎駅にたどり着きました。今日、この地で挙行された義姪の結婚式に参列するためです。
そんなわけで、予算委員会での質疑を報じる新聞記事を直接見ることはできませんでした。しかし、各社とも大きく紙面を割いて下さったようで、
毎日新聞は1面のトップ記事となりました。質疑を終えてあらためて残念に思うのは、事前調査で事実関係が明らかになっているのに、当初は、言い逃れと抗弁で事態を乗り切ろうと企てた市教委幹部の答弁姿勢です。仕事で過ちを犯さないのが第一義。しかし、過ちがあれば率直にこれを認め、いち早く改善に取り組める職員こそが能力ある職員だと、私はかねがね思ってきました。一事が万事、「政令指定都市」への道のりはまだまだ遠いですね。
(◆毎日新聞の記事はこちら。)