《2003.7.1〜4》
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※6月30日以前の日記は、前ページに掲載
7月1日(火) また梅雨が舞い戻って蒸し暑い一日。しかし、夜には肌寒くなりました。
「アクション日記」のはじまりへ
朝日新聞が朝刊の特ダネで、堺市職員の通勤手当支給に関する国税当局の指摘を報じました。市幹部の説明によると、市が事実を公表する直前のスクープだったそうです。そして、安井議員逮捕の記事も各紙に掲載されています。ところが今度は、夕刊に市内での母娘殺傷事件が報じられ、堺発の生々しいニュースが続きました。何とも憂鬱な思いです。
ともあれ、朝一番に市役所での市民相談を解決した後、居合わせた他会派の議員らと意見交換。午後は事務所で、自治体議員勉強会の準備などにかかりました。
さて、神戸市議の浦上忠文さんが、ご自身のホームページ(本日付け「文ちゃんのひとりごと」)に、私の言葉をダシにして書いています。まねのできないオシャレな文章で…。(ここをクリック)
7月2日(水) 文字どおり梅雨の晴れ間。洗濯物も、久しぶりに日の光を浴びました。
自治体議員勉強会の開催プランをほぼまとめ上げ、その後、論文執筆にかかろうと思っていたところに、市議会から電話。4日から始まる「議会のあり方に関する調査特別委員会」の運営方法などについて事前の調整をしたい…ということなので、事務所での仕事を切り上げ、市役所に出向きました。公開で行われる議会改革の論議です。皆さんのご期待に応えられるように、審議を進めたいと思っています。
7月3日(木) 午前中から雨がずっと降り続いています。梅雨明けはまだ…。
ほぼ一日、ずっとパソコンに向かっていました。雑誌論文の仕上がりは、ようやく8分どおり。締め切りを延ばしてもらった今週中に、なんとか脱稿できるでしょうか。
執筆中に、ご相談や激励の電話をいただいて応対。また、気分転換をかねて、都市政治研究所ページを少し更新したり、勉強会や政策研究会の案内メールを発信しました。
7月4日(金) 雨が上がって、比較的しのぎやすい一日です。
先日の最終本会議で設置が決まった、「議会のあり方に関する調査特別委員会」の第1回委員会が開催されました。ただし、今日の委員会では正副委員長を選任しただけ。その後、「理事会」(各会派委員の代表者の会議)を開いて、これからの運営方法などを協議しました。
まず、議論になったのは、この理事会を公開とするか否か。一般公開については結論がでないまま、とりあえず「議員傍聴はOK」で一致し、待機していた田中丈悦議員ら2人が入室しました。また、委員会の運営については、発言時間制限を行わずに自由な議論を行うことなどを確認。もちろん、この委員会審議は、市民や報道機関にも公開です。
議題とすべき議会改革のテーマについては、次回の理事会(8.11)に各会派が持ち寄り、整理します。この他、改革への認識の共通化を図るための議員研修会の開催や、10月までに3回の委員会を開催する日程などを決めました。
もっとも、この委員会の設置目的そのものについて、それぞれの会派の思惑があるようで、今後の展開には紆余曲折が予想されます。しかし、「議会改革は、これまでの常識にとらわれず、白紙の状態でやろう」とか、「何よりも、市民のなかに飛び込んで、その意見を聴くことが大切」などと、積極的な発言も出てきました。何はともあれ、オープンな議論がいい成果を生むことに期待して、参加するつもりです。