6月8日(日)すっかり暑くなって、勉強会参加者も、みんな夏姿でした。
※6月7日以前の日記は、前ページに掲載
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《2003.6.8〜10》
「アクション日記」のはじまりへ
統一地方選挙が終わって、初めての「自治体議員勉強会」を開催。1月21日以来、4か月半ぶりです。講師にお招きした高石市長のほか、所属議会別の参加者は、堺市議3人、和泉市議3人、枚方市議3人、高石市議2人、神戸市議2人、和歌山市議2人、和歌山県議、岩出町議、大阪市議、大阪狭山市議、長岡京市議、京田辺市議、西宮市議、芦屋市議、三田市議、龍野市議、相生市議、猪名川町議、津名町議、岡山市議、矢掛町議、鴨方町議、徳島県議各1人。合計32人のうち10人が4月に当選した新人。また、県議2人は、市議から市長選チャレンジを志して転身を成功させました。この他、奈良新聞と共同通信の記者、元神戸新聞記者、岸和田市職員、堺市、美原町、田辺市の市民、「地域文化事業論」を勉強中の和歌山大学学生など、事務所のスタッフを含めれば総勢50人。多彩な顔ぶれが揃って、文字どおり会場からはみ出しそうな盛況ぶりでした。なお、終了後の懇親会の席で、次回は8月3日〜4日、神戸市での合宿勉強会を計画することになりました。
ところで、ホームページのアクセス数=1万件突破は、明日に持ち越しです。
6月9日(月)梅雨入りの間近さを感じさせる、蒸し暑い一日でした。
昨日の自治体議員勉強会が無事に終わった安堵感に気が緩んだのと、このところの疲れが爆発したのでしょうか、不覚にも体調を崩して大切な本会議を休むはめになりました。申し訳ありません。もちろん予定していた朝の街頭活動も中止。大事をとって、明日の予定も合わせて来週に延ばしました。でも、一日の休養ですっかり元気になりましたから、ご安心下さい。
ところで、今日の本会議は、各会派の代表が演壇に立つ「大綱質疑」の初日です。会議の予定時間は10時〜17時でしたが、午前中に終わってしまったそうです。質問時間だけで4時間あまりを持つ公明党、同じく3時間あまりのフェニックス(民主党と旧民社系)の議員が使った時間は、答弁を合わせて2時間足らずだったというわけ。おそらく、いつの議会でもこの調子でしょう。午後の4時間、これほどたっぷり余っているのに少数議員の発言時間を抑制する…その理屈は、自由な言論を保障し、活発な議会活動を行うという原則に反するものです。時間制限を決める際、いったいどのような議論が交わされたのでしょうか。
6月10日(火)いよいよ梅雨に入りました。しばらくうっとうしい日が続きそうです。
やっぱり質問攻めにあいました。「体調はどないでっか?」「どこが悪かったんや?」「お互い年や、気いつけなあかんで」…と議員たち。そして、長年、議会事務局に勤める職員からは、「これまで、長谷川議員から本会議の欠席通知など出たことがなく、驚きました」の声。ま、ここは誰もが私の体を気遣って下さっているのだろうと素直に受け止め、感謝します。ホームページをご覧の方々からも、メールなどでのお見舞いをいただき、ありがとうございました。
ご心配をおかけしましたが、体調はもう万全です。今日は、朝から本会議に出席して、3つの会派の“大綱質疑”を聴きました。トップの「共産党」は新人議員を立て、同党の主張を明快に語りました。しかし、2回で終わった質問は用意したペーパーを読むだけ。行政当局の1回だけの答弁も同じで、よほど入念な事前調整が行われたのでしょう。二番手は「自民党・市民クラブ」のベテラン議員、最後の「自民党」は最長老議員です。さすがにこのお二人、内容の評価は別として、それぞれの“持ち味”を感じさせる質疑でした。ともあれ、3人の質疑は午後2時にすべて終了。会議時間は、今日も3時間余りました。明日は、同室の田中丈悦議員が初登壇。他の2人も新人です。ぜひとも、初々しい舞台を期待しています。鳥取県の片山善博知事が「学芸会」と皮肉ったような議会論議の現状を変える、意気込みと工夫を見せてほしいですね。