※2月2日以前の日記は、前ページに掲載
《2003.2.3〜7》
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「アクション日記」のはじまりへ
2月3日(月) 夜明けが早くなり、また暮れる時間も少し延びたようです。今日は節分。
勤務先大学の入学試験が実施され、試験監督を担当しました。おそらく、これが最後のお務めになるのでしょう。マークシート式の解答用紙に向かう受験生たちを見ていて、せめて彼らの卒業のときには、もっと希望が持てる世の中にしたいものだと思いました。受け入れる大学の教育の中身や方法も、厳しく問われています。
あちこちから「ニュース・レターを配ります」とのお声がかかり、2500枚を刷り増ししました。これで増刷枚数は5400枚です。
2月4日(火) 立春です。さすがに、やがて春への希望がもてる一日でした。
先日の「カムバックのつどい」にご来場いただいた方のなかで、「ニュース・レター」の配布を申し出て下さった方々に、お礼のご挨拶旁々、刷り増し分を届けにまわりました。すでに配布して下さった地域からもお申し出があって、次号は配布分担の見直しです。皆さんのお力添えで、なんとか最初のひと山を越えることができたような気がします。これからさらに険しくなる道を、一歩一歩踏みしめることができそうな気力と体力も与えていただきました。しかし、この先に待ち受ける山や谷、そして厳しい道程の全貌は、まだまだ見えません。
2月5日(水) 少々荒れ模様の天候でしたが、これも春へのうごめきでしょうか。
国会での代表質問のテレビ・ニュースを視ていると、首相答弁が用意したペーパーを読み上げるだけになって、面白みがまったくありません。毎回注視しているわけではないのですが、以前はもっと迫力のある議論が行われていたような気がします。予算委員会の総括質疑で、「あの程度の約束を守らないのは大したことではない」と発言し、一挙に支持率が下がったのを気にして警戒しているのでしょうか。しかし、こんな議論をやっていては、きっと支持率はいっそう下がり、小泉さんも“並の総理”になってしまうことでしょう。
2月6日(木) 春の足音がゆっくりと聞こえてきます。梅の蕾もたくさんほころびました。
「あなたの意見に賛成です」。『ニュース・レター』の意見欄を返送して下さった、赤坂台の税理士・布川文敬さんを訪ねました。なんと、その『ニュース・レター』は、散歩中に、別の団地内で偶然拾われたものだそうです。それまで長谷川のことを知らなかったが、内容を読んで、「この人しかいない」と思っていただいたとか。こんな出会いもあるのですね。
2月7日(金) 予報どおり暖かい日。三寒四温で、確実に春に向かっています。
いつもぎりぎりになる政治団体の収支報告書をまとめました。今年は、余裕をもって大阪府選管に提出できそうです。事務所には、常勤スタッフのほか、パソコンへのデータ入力のため茶山台のYさんがこのところ毎日通って下さっています。それに今日は、南花田口町のHさんや大豆塚町のMさんが、「何か仕事はありませんか?」と立ち寄って下さいました。何年か前、それぞれの住民運動などのお手伝いをしたとは言え、いつまでも恩に着ていただいて申し訳ない思いです。ところで、美原町の住民投票条例制定を求める直接請求の署名は、法定数の5倍にもなりそうな勢いです。それでも、町長や議会は、住民の素朴な思いを汲み取らないで進むのでしょうか。