ところで、昨日から箕面市の市民ギャラリー「チカノバ」で、長谷川太郎(息子)の写真展が開催されています。タイ北部の街・チェンマイでストリートチルドレンを救済支援し、自立を促す人々の活動が1997年に始まりました。その年、チェンマイ大学大学院に留学した長谷川愛(息子の妻)はボランティアで活動に加わり、その後も当時の子どもたちとの交流を続けています。
昨年と今年の春先に二人で渡泰(タイ)して、成長・自立して家庭を営んでいる(元)ストリートチルドレンたちの自宅を何軒も訪ね、家族写真を撮影させてもらいました。
写真からは、タイの人たちの暮らしぶりも窺えます。例えば、トゥクトゥクの運転手をしている夫は、赤いバイクのサイドカー屋台を経営する妻と共働きで二人の子どもを育てています。また、アカ族の民族衣装をまとった一家写真は、結婚式を迎えた喜びに溢れたものです。
なお、写真展は、タイ現地の活動と連携する日本の里親グループ「
カルナーの会」との共催で、12月14日(9日休み)までの10時~20時(14日は~17時)。「チカノバ」=北大阪急行・箕面船場阪大前駅(地下鉄御堂筋線の延伸駅)の構内と連結したエントランスホールにあります。