
公明党の政権離脱の隙間を狙って、維新の会が連立政権を樹立させるとか。どうしても「首相」の座を得たい高市新総裁と、勢いが陰り始めた維新の打算の結果に見えます。「閣外協力」に止めるのは、要求が容れられないときに逃げ出せる安全弁でしょうか。ともあれ、「企業・団体献金の廃止」を「議員定数の削減」にすり替えるのは卑怯です。「比例区定数」を減らすのは、比例区選出議員に頼る政党(公明党・共産党・社民党など)の排除も狙っているのでしょうが、民主主義の危機さえ招く、政治的打算をしっかり見極めなければいけないと思っています。
ところで今日、うれしいお電話をいただきました。昨年、コロナ感染で体調を崩され、それまで担ってくださっていた「地域配布ができなくなった」とおっしゃっていたYさんから、「回復したから、また配ります」とのご連絡です。私より2歳年上、86歳のYさんの健康回復を喜び、その意気込みをぜひ見習わせていただきます。なお、今週の駅前議会報告は、明21日(火)百舌鳥八幡駅前、22(水)三国ヶ丘駅前、23日(木)地下鉄中百舌鳥駅①②出入口前の予定です。
予定どおり、百舌鳥八幡駅前で議会報告。気温の低下に加えて風が強く、先週立った駅前とは皆さんの服装が一変しています。いつも声をかけてくださるご近所の方も、今朝は「秋がなくて、一気に冬ですね」と話しかけてこられました。
高市政権の発足をめぐって、今朝の朝日新聞・天声人語は、「公明という重しが外れ、政権のバランスが一気に右へ傾いたということなのだろう。日本の政治を『前へ進める』と維新は強調したが、むしろ感じるのは、どこへ転がっていくのか分からないという不安だ」と書いています。防衛費増、武器輸出規制撤廃、憲法改正、原発推進、弱者切り捨て、議員定数削減による少数政党排除などの政策展開に警戒と抵抗を怠れません。
雨のため、駅前議会報告は中止に。朝から、昨日、近隣の方が知らせてくださった金岡東公園入口の石積み危険箇所の現場を確認。その後、久しぶりに登庁して公園緑地部に対処を依頼しました。午後は、市民相談に対応し、司法書士さんを紹介させていただきました。
