午前中、金岡北中学校の卒業式に出席し、125人の卒業生の門出を祝いました。式辞で「彩」の文字を掲げた小林三佐子校長は、「個性を大事に」と卒業生たちに話しかけました。在校生代表の送辞でも、「彩」=「自分らしさを大切に」とのはなむけの言葉が印象に残ります。そして卒業生たちも答辞で「彩」を用い、「豊かな3年間だった。豊かな未来を築きたい」と決意を語りました。確かめてはいないのですが、コロナ収束後で制約のない学校生活を送った「78期生」に対する教育のキーワードが「彩」だったのでしょうか。ちなみに、コロナ禍で沖縄修学旅行を実施できなかった昨年の卒業生に小林校長が送った文字は、「感謝(ありがとう)」でした。
なお、小林校長が式辞を読み終えてご自分の名を告げて締めくくる際に少し声が詰まり、涙を拭われる姿が見えました。2013年12月に教頭として金北中に着任し、2015年に校長となり、定年後も再任用によって都合10年間を勤められたのですが、今年が「最後の卒業式」と聞いています。生徒や保護者に慕われ、市教委指導主事だった頃には私の議会発言に応え、「がん教育」のための独自教材づくりにも尽力されました。心から、「感謝」のことばを送ります。
お正月前から事務所前に飾っているハボタンですが、中心部が盛り上がり、花茎がぐんと伸びています。間もなく花が咲くき、終わりの季節を迎えます。
午前中に人間ドックを受診しました。昨年から入院が続いていますが、今日の検診結果では、「ただちに治療を要することはない」との所見でした。午後、アスベスト被害者支援などに取り組んでいる古川和子さんが来訪され、意見交換しました。