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《2025.3.5
3月5日(水)大船渡市にこそ降ってあげてほしい、三日続きの雨です。8.0℃~10.5℃。

予算委員会第2分科会の3日目は、健康福祉委員会所管事項の審査です。
最初に議論したのは、受動喫煙対策。路上喫煙等マナー向上重点啓発区域の拡大方針が決定し、屋外喫煙所の改修が完了したことは一昨日の分科会で確認しました。懸案の「ハード整備」は一段落したとも言えます。ただ、実際に現場に立ってみると、喫煙所の風下で流れ出たタバコの煙を感知し、幼児を抱いた通行人の姿もあります。「受動喫煙防止」の観点からは、さらなる取り組みが必要ではないかと指摘しました。
次に取り上げたのは、南区にある「生活衛生センター」について。同センターに関しては、かつて新金岡団地の集合住宅での孤独死をめぐり、近隣住民が困っていたウジ虫対策でいち早く現場に駆けつけて対処し、住民から感謝されていることを議会で紹介したこともあります。
改めてその業務概要を確認すると、最近はスズメハチやセアカゴケグモなど衛生害虫についての市民からの相談が減少していることが判明しました。他方、ハチなどに関する正確な知識を啓発するため、ビバホーム美原店、コーナン堺店と中百舌鳥店でパネル展示や相談会を開催。店舗側との協力関係もうまくいったそうです。
また、学校の夏休み時期に開催した「親子標本教室」も人気で、昨年は47組114人の参加がありました。ちなみに参加者数は、前年の34人や前々年の6人を大幅に上回っており、土曜開催など積極的な取り組みの成果とみられます。
実は、昨年度に着任した現所長がリーダーシップを発揮しており、その前年には喫煙所改修や路上喫煙規制区域の拡大でも力を発揮した職員です。今年度末で役職定年を迎えるのですが、熱のこもった最終答弁に対して後方の委員席から異例の拍手が湧いたのには、私も驚きました。

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