目覚めてしばらくして隣家の屋根に雪が残っているのに気づきました。ウクライナ侵略3年目を迎えた今日、せめてもの意思表示をしたいとの思いにかられ豊中市にある在大阪ロシア領事館前に向かいました。同じ思いで集まった約100人の人々に加わってシュプレヒコール。1月の国連発表では、ウクライナで子ども650人を含む1万2300人超の民間人が犠牲になったとのこと。3年間で両軍とも数十万人規模の死傷者が出ているとの報道もあります。トランプ米大統領のウクライナを排除したロシアとの終戦交渉にも怒りが湧きます。「プーチンによる侵略」という歴史的事実を踏まえない言動は、きっと米国社会でも批判が高まるのではないでしょうか。
●昨日の維新・兵庫県議の記者会見
ところで、昨日行われた維新の兵庫県議の会見をネットで見ていて、この人たちに「選挙で選ばれた議員」という自覚がないのにあきれました。県民から選ばれたからこそ「県議」であり、県議会で「百条委員会委員」に選出されて重い職責を担ったはずなのに、それを自覚せず、知事選への影響に配慮した「秘密会」の様子を録音して他党の党首に提供。また、出所や内容の怪しげな文書を提供しました。いずれも、「より効果的な拡散が目的だった」とうそぶきました。
「ルール違反だったから謝罪する」。その言葉に、「間違ったことをした」との反省を感じられません。維新代表の吉村氏は、「気持ちは分かるが、ルール違反」と発言。しかし、簡単に「ルール違反」と言って済ませられる話ではないのです。先に書いたように、「議員の職責」を自覚しない行動であり、もはや議員たる資格はないのです。吉村代表には、なぜこの人たちの「気持ちは分かる」のでしょうか。だったらこの党は、「地方自治」の原理やその大切さを尊重するという「ルール」を喪失しています。あるいは、もともと備えていないでしょうか。
また、増山氏は(自死した元県民局長に関する)「不同意性行」について、「否定する情報がないから」として拡散を図った旨の説明をしていました。情報が肯定される根拠は示さず、人の名誉にかかわる話題を公言することは、「公職者」たる議員としての自覚があれば控えるべきことだと私は思います。「離党届」の提出も、党からの厳しい処分を予測してのことでしょう。