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《2024.9.7
9月7日(土)全日快晴です。猛暑日は免れたものの残暑は続きます。24.0℃~33.5℃。

昨日の決算委員会分科会では、大阪府作成のポスターが「子どもの近くで吸うたらあかん」と呼びかけているのは「なんで?」とも問いました。受動喫煙が様々な害を及ぼすことは明らかで、身体が小さく、また呼吸器や中枢神経系が発達途上の子どもは、大人よりも悪影響を受けやすいと言われています。健康部の答弁では、「喘息、肺炎の誘発、中耳炎、乳幼児突然死症候群などの危険がある」ことも示されました。
次の質問で取り上げたのは、前議会でも議論した市内主要駅周辺での路上喫煙率。右肩上がりで増加傾向です。厚労省の発表や国立がん研究センターのホームページによると喫煙率は下がり続けているのに、路上喫煙率が増えている状況は困りもの。路上喫煙禁止区域やマナー向上重点啓発区域を拡大して喫煙規制することが必要です。「現在検討中」との答弁ですが、例えば泉ヶ丘駅周辺などでの実現が急がれます。
最後の質問は「受動喫煙防止にもっとも効果があると思えることは何か」。言うまでもなく「禁煙」です。市もすでに、医師会と共同で「禁煙チャレンジ応援ブック」を作成するなど啓発に努めてます。しかし、成果は上がっているでしょうか。
改めて、休憩時間に外出して喫煙している議員の顔を思い浮かべると、維新4人、公明4人、自民5人、創志会1人、共産2人。思い違いがあるかもしれませんが、合計16人。堺市議会でも、3分の1の議員が喫煙習慣から抜け出せないでいるのが現状です。
ただ、前々から禁煙に挑んでいたK議員は「成功した」とのこと。そこで、「禁煙を達成した市民に表彰状か感謝状を贈ってはどうか」と提案しました。もっとも、その発言の折、後ろを振り向いて確かめたら、委員席にK議員の姿はありませんでした。冗談半分の私の発言に巻き込まれるのを避けたのかもしれません。

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