(2998)
《2024.7.1
7月1日(月)クリムトに出会い、夜は楽友協会のコンサート。平年気温の18℃~26℃に。

早朝7時30分にホテルを出発し、開館前のベルヴェデーレ宮殿に特別入館。他の観光客が入る前に、「接吻」など数多くのクリムト絵画と、影響を与えたらしいゴッホ、ロダンなど関係作家の諸作品をじっくり鑑賞しました。
その後、世界遺産のシェーンブルン宮殿、市中心部のケルトナー通り、ウィーンのシンボルでもあるシュテファン寺院などを見学。街角で、堺にもあるベロタクシーも見つけました。自由行動となって、昼食はノルトゼー(NORDSEE=北海)という魚介専門のチェーンレストランでサンドウィッチを購入。店頭の食卓でいただきました。
その後、町をブラブラしながらホテルへ。本屋さんの前の古書台からドイツ語の絵本を見つけ、店内に入って購入。市立公園を通り抜ける際、公園開設時の市長像やヨハン・シュトラウス像などを観察しながら、宿泊ホテル前の道路に面する出口に至りました。公園とホテルの間の道路には自転車道も設けられています。また、他所ではあまり見かけなかった視覚障害者用の音響装置があったのは、地下鉄駅の出入口前だったからかもしれません。
ウィーン最後の夜となるので、明朝の出発に備えてパッキング。夕食は市庁舎地下にあるレストランです。ふと、「市役所の地下食堂?」と思ったのですが、1883年に建設された歴史的建築物の地下は文化財登録もされています。
夕食の後、楽友協会でコンサート鑑賞。毎年、お正月に放送される場所に入れるのは楽しみでした。観光客向けに中世ウィッグを被った楽団メンバーが聞き慣れた曲を演奏。ニューイヤーコンサートでおなじみのトルコ行進曲やラディツキー行進曲では、指揮者が客席に手拍子を促しました。私たちの前列と後列の席は中国人女性客で、演奏中に動画撮影や私語など残念な行為が見られます。私語には、口に指を当てて「シッー!」合図すると伝わったようです。

「アクション日記」月別インデックスへ

※6月30日以前の日記は前ページに掲載