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《2024.6.28
6月28日(金)プラハからチェスキークルムロフ(世界遺産の街)を経て、ザルツブルクへ。

もう少し滞在したかった思いが残るプラハは1泊で発ち、チェコ南部の町チェスキー・クルムロフへ向かいました。178㎞をバスで移動。運転手さんはハンガリーから前夜に到着し、ブダペストまでの5日間、ずっと私たち一行のドライバーを務めてくださるそうです。
1992年にユネスコ世界遺産となったチェスキー・クルムロフは、「世界で最も美しい町のひとつ」とガイドブックに書かれています。34℃の炎天下、高台に建つ城に登ると、上空で綱渡りに挑む人たちがいました。途中でバランスを崩しても命綱を頼りにしばらく休憩し、再挑戦する姿に観光客から拍手も。
城を望む旧市街の展望所付近で、結婚写真の撮影の向かうカップルに出会いました。英語で「撮影してよいか」と尋ねてレンズを向けた写真ですが、左端の女性は日本語で案内してくださった現地ガイド。右腕の黒い雨傘は、ときに説明用の指示棒に、また強い日差しを避ける日傘として使っておられました。ちなみに、撮影を終えて広場で再会した花嫁さんには子どもさんがいました。観光と昼食を終え、再びバスに乗車。国境を越えてオーストリアのザルツブルクまで、201㎞の長旅です。
夕刻、ホテルに到着して夕食。今日が誕生日の私のためにケーキが用意されており、「83歳になった」と挨拶すると、「11月生まれですが同年です」とおっしゃる男性から声がかかりました。追々の会話で、京都市で障害者対象のカフェを運営されている方と知り、ご夫妻ともに親しくさせていただく機会を得ました。ツアーの総勢は15人で、熟年夫妻6組、友人同士1組と一人参加の方々。ケーキを八等分して一組ずつ賞味していただきました。ホテルのテレビはバイデン大統領とトランプ氏の討論を報じていましたが、ドイツ語がまったく理解できず、「大統領の失態」は帰国後に知りました。

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