健康福祉委員会では、まず、受動喫煙防止と路上喫煙の禁止・抑制について議論。環境事業部が2016年以来調べている駅前などでの路上喫煙率をグラフ化して示しました。2020年をピークに下降したのは改正健康増進法の施行の影響でしょうか。また、喫煙禁止やマナー向上重点区域に指定している各駅のほとんどが平均以下なのに、堺市駅だけが大きく上回っています。同駅前屋外喫煙所のお粗末さが原因だったとも思われるのですが、改修が行われており、その効果が期待されます。今年は、三国ヶ丘駅、光明池駅の改修を予定。残りの各駅喫煙所の改修も急ぐよう促しました。
また、大阪市が全市域の路上喫煙禁止に取り組んでいる折、隣接市としても禁止・重点区域の拡大が必要です。難航していた中百舌鳥駅喫煙所の移設・改修が各局連携によって実現した経緯を踏まえ、区域拡大にも連携して取り組むことを要請。インバウンド誘致を目指す文化観光局、泉ヶ丘駅などに関しては泉北ニューデザイン推進室などの協力も必要でしょう。
市長が方針を明確にし、そのリーダーシップの下で各局等に連携した取り組みを促すように求めました。その成果が早期に表れることを期待します。