《2024.2.28》
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2月28日(水)すっきり晴れ上がり、気温も上昇。春が近づいています。5.0℃~13.4℃。

今日の大綱質疑で最初に議論したのは、堺市職員に関するハラスメント発生状況です。昨年12月議会では、2022年度まで10年間の相談・認定件数を確認しました。2023年の発生状況について報告を求め、提供された12月末までの数字をグラフに書き加えたところ、2020年をピークに下降気味だった相談件数や認定件数が昨年を上回っています。現在調査中で未認定の案件が含まれますから、年度末までに認定数がさらに増える可能性もあるのです。
●上下水道局職員からの訴え
12月議会での議論の後、上下水道局職員(Aさん)から、同局のパワハラ担当課がきちんと対応してくれていない旨のメールが届きました。経過を確認すると、3月28日にパワハラ被害を記した相談申出書が提出されているのに、関係職員のヒアリングが始まるで8か月も要しています。さらにその間、Aさんの病気診断書などセンシティブな情報が本庁人事課の職員全員が閲覧できるメールアドレスに送信されるなど、相談対応への不信感を募らせる事態も生じています。
●産業振興センター職員からの訴え
12月には、市の外郭団体である産業振興センターの職員からも相談メールが届きました。7月1日に採用されたXさんは、公募時に示されていた採用期間を3か月短縮した雇用契約書に押印を求められて拒否したところ、「正式採用しない」として、8月9日から自宅待機を命じられました。しかし、弁護士相談でそのような解雇通知は無効だと指摘されたセンター側は、Xさんに合意退職を迫りました。Xさんは納得せず、10月2日に職場復帰したのですが、雇用契約をめぐる不当行為やその間の面談時におけるセンター管理職の言動でパワハラを受けたと主張されています。
このような具体的な相談事例を紹介しながらの議論は、また明日の日記で報告します。

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