《2021.6.9~10》
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※6月8日以前の日記は、前ページに掲載

6月9日(水)快晴です。暑さもぐんと増したため、半袖シャツで登庁。20.0℃~32.0℃。

今日、中区にお住まいのHさんから、お便りをいただきました。愛知県知事のリコール運動で捜査が進んでいる偽造署名は、なぜ佐賀市で行われたか。佐賀市民はこの事件をどのように受け止めているか。疑問を抱いて調べていて、福岡市の古書店で佐賀市でのリコール運動の記録を見つけたとのこと。また、その記録書の「あとがきにかえて」という長谷川の寄稿を知って驚かれたそうです。
Hさんは、2017年に堺市民が取り組んだ小林・黒瀬両議員のリコール運動にも参加された方。堺では必要署名数を集められずリコールの厳しさを感じたものの、両議員を辞職に追い込んだ体験は貴重だったようです。
他方、1992年の佐賀市民のリコール運動は、4人の議員の解職を試みるという複雑な署名集めであったにもかかわらず、6万8千を集めて成立。堺市倫理条例を市民の直接請求で成立させた体験を講演させていただいて以来、私も再々運動のお手伝いに伺いました。

●相次ぐワクチン接種会場での事故
それに、堺市のワクチン接種会場で事故が多発しています。空気注入や一度使った注射針を別人に使用すなど、健康被害を招きかねないミスが相次いで発表されました。今日は、ホテルアゴーラリージェンシーでワクチン保管冷蔵庫の電源が入っていなかったため、456回分を廃棄したとの報告がありました。ご記憶でしょうが、同会場での電源トラブルは6月1日にも発生して210回分を廃棄。昨日の記者会見で市長が再発防止策の写真まで示したばかりです。お粗末極まる事故の続発。接種拡大を急ぐあまりの安全軽視とならないように求めます。
さて今日は、コロナ感染に配慮して久しく休止していた事務所での法律相談を行いました。司法書士さんとの面談は、相談に来られた方にとって大きな力添えになったことでしょう。

Hさんのお陰で、書棚にあったその記録集を読み返す機会を得ました。併せて、日本維新の会の衆院予定候補だった人物が引き起こした愛知県の事件についても考えました。河村たかし名古屋市長がかつて集めた署名簿データが偽造署名に流用された疑いもあるようですが、事実ならとんでもないことです。ちなみに、小林・黒瀬両議員のリコール運動で集まった署名簿は北区1659冊、西区932冊ありました。そのすべてを記者会見で報道陣に披露した後、請求代表者がクリーンセンター臨海工場に持ち込んで焼却処分しました。またその際、選挙管理委員会の職員にも立ち会いを求めています。(2017.11.8アクション日記

6月10日(木)「梅雨」なのに晴天続き。アジサイも暑さにあえいでる?20.0℃~30.0℃。

ここ数日、新型コロナウイルスの新規感染者や亡くなられた方の数を掲載するゆとりがありませんでした。4日分をまとめると、左表のとおりです。
第4波のピーク時に比べれば減っているとは言え、まだまだ油断はできません。クラスターが発生すれば数は増え、亡くなられる方が続くのも気がかりです。

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